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羊飼い カタリナ は 少年 ペーター に投票した。
青年 ヨアヒム は 羊飼い カタリナ に投票した。
旅人 ニコラス は 羊飼い カタリナ に投票した。
少年 ペーター は 羊飼い カタリナ に投票した。
行商人 アルビン は 羊飼い カタリナ に投票した。
羊飼い カタリナ は村人達の手により処刑された。
青年 ヨアヒム は 羊飼い カタリナ に投票した。
旅人 ニコラス は 羊飼い カタリナ に投票した。
少年 ペーター は 羊飼い カタリナ に投票した。
行商人 アルビン は 羊飼い カタリナ に投票した。
羊飼い カタリナ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、行商人 アルビン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 ヨアヒム、旅人 ニコラス、少年 ペーター の 3 名。
少年 ペーター 午後 3時 58分
ぽっぽ。
うわーん。アルくうぅーん。リナねえ、おつかれさま。ぼく、泣いちゃうからニコラス狼でもわおーんなんて言わないでね。今日1日のんびり過ごさせてクダサイィ。 ぼくはニコラスを信じてヨアにいに投票するしかないの・・・。また夜に来るね。 |
青年 ヨアヒム 午後 4時 8分
〜ヨアヒムの日記〜 5日目夜 続き
「あれ、どうしたのディーター?こんな夜中に」「おう、ヨアヒム。お前、酒がどこにあるか知らねぇか?」「えー・・・っと、確かその棚の奥に、ウィスキーがあったような・・・」「どれどれ・・・お、あった。サンキュ。なんつーか・・・寝付けなくてよ。お前も付き合えよ」「あはは、いいよ。でも、僕そんなに強くないから少しだけね」 |
青年 ヨアヒム 午後 4時 12分
ふふふふふ、カタリナかわいそう。
本物の占い師だったのに、最期まで信頼されなかったね・・・。 【僕が狂人だよ】ってことで、僕の今までの占い結果はぜーんぶ嘘。 ペーター、今のうちに、お祈りでも済ませとけばいいんじゃないかな?どうせ今日、喰べられちゃうんだしね?リザがあっちで待ってるよ。 |
青年 ヨアヒム 午後 4時 35分
結局、ディーターは一瓶ほとんどをあけて、酔いつぶれちゃった。
なんでもないような振りしてたけど、いつ自分が喰われるかわかんない恐怖、ってのは、かなりストレスなんだろうな。しょうがない、僕がそのストレスから解放してあげよう。僕ってば優しいな。 |
青年 ヨアヒム 午後 4時 46分
でも、寝てる間に死んじゃってたなんて、とってもつまらないもんね。起きるまで待っててあげよう。
「・・・・んぁ・・・?ああ、寝ちまってたのか。すまねぇな」「やっと起きた、だいじょうぶ?」「ああ、戻って部屋で寝るよ」 ディーターは何度かふらつきながらも、なんとか立ち上がった。 「ねえディーター。僕、ディーターに言わなきゃいけないことがあるんだ」 |
青年 ヨアヒム 午後 5時 58分
「ん?なんだよ?・・・もしかして、パメラの事か?おれとパメラは何もなかったぜ、まじで」「あはは、それも気になってたけど。でも、僕が言いたいのはそうじゃないよぉ」「じゃあ何だよ??」「実はね、僕、人狼なんだ、おどろいた?」
ディーターは目を丸くして暫く僕を見てたけど、そのうち腹を抱えて笑い出した。 |
青年 ヨアヒム 午後 6時 28分
「わはははははははは・・・!!冗談きっついぜヨアヒム。くっくく・・・ぶははははは!!!あー、腹がいてぇー」「やっぱ冗談にしかみえないかぁ(苦笑)」「あったりめーだろ、まったく(笑)ああ、そういや、お前さっきなんか考え事してたんだよな?俺でよかったら聞いてやるぜ?」「ありがと、どうやってディーターを呼び出して襲おっかなー、って考えてたんだ。ディーターから来てくれて助かったよ」
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少年 ペーター 午後 11時 53分
ただいまあ。
きゃーーー。ヨアにいが怖いようぅ。゚(゚´Д`゚)゚。3人だと流石に寂しいねえ。くすん。今日は自由投票だから決めることもないし・・・。 そだ!ヤコにいの見様見真似で心太を作ってみたよ。 つ\心太/ みんなのお墓にも供えてくるよ〜。リィちゃんは喜んでくれるかなあ? |
青年 ヨアヒム 午前 0時 34分
さってと、今日が最終日だね。
僕が今までの占い結果で、【人間です】をいいつづけてたのは、狼さんに狼判定だしたくなかったからだよ。 僕には狼仲間が誰かわかんないけど、ニコラスがCOした理由は、オットーとジムゾンが狼だったからかな?って今なら思うね。ニコラスおつかれさま。 |
青年 ヨアヒム 午前 3時 24分
僕はそう言って、ディーターの首を掴み、吊り上げた。
「ね?これでさっき言った事が冗談じゃないって分かったでしょ?」「ぐ・・・げっ、は、離、せ・・・」 ディーターの足は床から浮き、ジタバタと宙を蹴っていた。 「ごめんね、苦しい?外でならもうちょっと楽に殺してあげることも出来たんだけど、宿だからねえ。派手にやっちゃうと掃除とか面倒だし」 |
青年 ヨアヒム 午前 3時 35分
ディーターは助けを呼ぼうと、何度か大声をあげようとしてた。まぁ、気管きっちり絞めてるから、声っていうより、空気が擦れるような音しか出てなかったけどね。
ディーター自身も、声を出せないのが分かったみたい。僕の手を外そうと必死に引っ掻いたりしてた。最期まであがこうとする姿勢は好きだなぁ。 |
青年 ヨアヒム 午前 3時 50分
時間が経つにつれて、ディーターの顔色が赤から青に変化していく様子がよくわかった。へえー、こんなに色が変わるんだぁ、と思って観察してたら、思ったより時間が経ってたみたい。気づいたら、ディーターの手足はだらーんと伸びきってて、脈も感じられなくなっていた。
ばいばい、ディーター。君の頚動脈のあばれっぷり、忘れないよ。さて、仲間が待ってる、急がないと。僕はディーターを肩に担ぎ、森に向かって歩きだした。 |
青年 ヨアヒム 午前 4時 4分
〜ヨアヒムの日記〜 6日目 朝
最後の仲間が吊られた。処刑台に上らされ、首に縄をかけられた彼から、最期の囁きが聞こえてきた。(死に役を買って出たお前が、まさか最後の狼になるとはな。皮肉な物だ)(自分でも驚いてますよ)(ふん、先に行って待っている)(ええ、またお会いしましょう)(じゃあな)(さようなら) ガグン!!足元の踏み台が蹴られ、彼の体は重力に従った。そして僕は1人になった。 |
青年 ヨアヒム 午前 5時 20分
〜ヨアヒムの日記〜 6日目夜
今日はアルビンかな。ペーターでも良いけど、御馳走は最後まで残しておこう。 アルビンは宿じゃなくて自分のテントに泊まってるから、少々汚れても掃除の心配はしなくていいや。 |
青年 ヨアヒム 午前 5時 26分
足音を立てないよう、静かに静かにテントに近づいた。アルビンもそれなりに襲撃を恐れてるようで、テントの周りにはいくつか罠が仕掛けてあったけど、小動物用の罠だから、どれも大した物じゃなかった。
テントをまくって中に入ると、アルビンは無防備に寝こけてた。その幸せそうな顔をみてるとなんだか無性に腹が立ってきた。 |
青年 ヨアヒム 午前 5時 37分
そういやアルビンは最初っから仲間2人を疑ってたよなぁ・・・、とかそんな事もふと思い出したら、どうにも怒りを抑えきれなくなった。この幸せそうな顔を、思いっきり歪ませてから殺してやりたい。
何はともあれ、まずは起きてもらわないとね。 |
青年 ヨアヒム 午前 5時 43分
僕はアルビンの足首と足を掴んで、雑巾を絞るみたいに捻ってやった。(ブチブチブチッ)アキレス腱の切れる音がした。
「ぎゃああああああ!!!!!」ものすごい絶叫でアルビンが飛び起きた。その隙に、もう一方の足も同じようにしてやった。これでもう逃げられないね。 |
青年 ヨアヒム 午前 5時 59分
「ぅ、ううっ。だ、誰なのです!!」「おはよう、アルビン。幸せそうな寝顔だったね。あんまり幸せそうだから、なんかむかついちゃったよ(笑)」
「その声は・・・まさか、ヨアっちですか!!?」「当ったりー。今日は吊られた仲間2人のために、君を殺しに来たんだ。だからせいぜい苦しんで、思いっきり悲鳴をあげて、天国にいる彼らを楽しませてね」 |
青年 ヨアヒム 午前 6時 19分
それから先は力任せに暴れまくった。
終わったあとに周りを見渡すと、肉の塊と、血と肉片で真っ赤に染まったテントが、ここで起きた惨劇を物語っていた。 辺り一面が赤い色の中、緑色の帽子がころんと転がってて、色の対比が妙に鮮やかだなぁ、と場違いなことを思った。 (2人とも、楽しんでくれましたか?これが僕にできる唯一の餞です。どうか安からに・・・)僕は天に向かって囁きを投げた。 |
青年 ヨアヒム 午前 6時 47分
〜ヨアヒムの日記〜 7日目朝
今日はカタリナが処刑台にあげられた。 (カタリナが狂人で助かったよ、色々ありがとう。不甲斐ない狼で君に迷惑をかけたよね。ごめん) 狂人に狼の囁きは届かない。分かってはいたが、それでも何か語りかけたかった。 |
青年 ヨアヒム 午前 7時 1分
次の瞬間。
まるで囁きが聞こえたかのように、カタリナが顔をあげ、僕を見た。 僕はカタリナに向かって小さく微笑んだ。他の人にばれないよう、口角を僅かに上げただけの微笑みだったが、カタリナには通じたらしい。カタリナもほんの少し笑ってくれた。 |
青年 ヨアヒム 午前 7時 10分
そして、とうとう、今日が最後の日になった。
たぶんペーターは、僕を吊り先に選ぶだろう。だからといって、最後の最後で退くわけにはいかないんだ。 僕はペーターとニコラスを見据え、笑いながら最後の嘘をついた。 「僕が狂人だよ、カタリナは本物の占い師だったんだねぇ」 |
青年 ヨアヒム 午前 7時 13分
おはよう。結局なにも質問ないんだ?残念。
まぁ、ペーターが、僕かニコラスどちらに投票したとしても、結果は決まってるからね。 ペーター、これが最後の朝ご飯だね。よく味わって食べときなよ?(ニコリ |
少年 ペーター 午前 11時 2分
うわーーーー。ものすっごい寝坊した。決定出さないでいいと思ったら全く起きられなかったデス・・・。
くううぅ、ヨアにいがかっこいぃ〜。 о〇(パメねえには頭があがらないくせにぃヽ(`Д´)ノ) |
青年 ヨアヒム 午後 1時 18分
うん、そうだねぇ。
パメラは気が強くって、笑顔が可愛くて、自分の意見をはきはき言える子だったなぁ。 でも、その分、自分の弱い所はなかなか人に見せれなくて、ひとりで抱え込んじゃうような子だったよ。 だから僕は、そんなパメラを守りたいと思ったんだ。 |
青年 ヨアヒム 午後 1時 28分
パメラの泣く顔を見たくない、パメラを傷つける全てのモノから守ってあげたいと思った。嘘じゃないよ。
でも、ごめんね。どこかで僕は狂っちゃったんだ。取り返しがつかないぐらいにね。 |
青年 ヨアヒム 午後 1時 36分
次の日へ
ある日僕は、嗚咽と笑い声、泣き顔と笑顔って、どっちもよく似てるなぁ、って事に気づいちゃったんだよ。ペーターもそう思わない?
それに気づいたとき、パメラを、泣かせてみたい、と強く思ったよ。 たぶんそれが、僕が狂っていく最初のきっかけだったんだろうね。 |