C800 呪われた村 (2/27 午前 8時 30分 に更新) rss

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少年 ペーター は 村娘 パメラ に投票した。
パン屋 オットー は 羊飼い カタリナ に投票した。
神父 ジムゾン は 羊飼い カタリナ に投票した。
羊飼い カタリナ は 村娘 パメラ に投票した。
行商人 アルビン は 羊飼い カタリナ に投票した。
村娘 パメラ は 羊飼い カタリナ に投票した。

羊飼い カタリナ は村人達の手により処刑された。
少年 ペーター 午前 8時 30分
神父 ジムゾン ! 今日がお前の命日だ!
次の日の朝、神父 ジムゾン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、少年 ペーター、パン屋 オットー、行商人 アルビン、村娘 パメラ の 4 名。
行商人 アルビン 午前 8時 35分
ジムゾンさん、カタリナさんのご冥福をお祈りします。
お供え物はチキンフィレオです。どうぞお召し上がり下さい。
そして襲撃先はジムゾンさんでしたか、残念です。
せっかくGJ出たときの発言も考えていたんですけどね・・・・
行商人 アルビン 午前 8時 38分
さて、もう正体を隠す必要はありませんね。アルビンとは商売をするときの仮の名、本当の名は守人の一族のアルルと言います。【私が狩人です】
【二:神】単独行動に見えたので【三:屋】青=狂を懸念してまとめ役護衛【四:屋】神長娘がオットーさんが生きていれば〜と言っていたので一つは護衛先誘導があると見て、そのまま護衛【五:神】指示通り【六:屋】ここ以外守りたくなかったので
村娘 パメラ 午前 8時 38分
生きてる━━━━ヽ(〃▽〃 )ノ━━━━!!!!
って、何で私に投票してるのよ!
ペーターのばかぁ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

ジムゾン教授、カタリナお疲れさま。明日会おうね♪
行商人 アルビン 午前 8時 42分
本当はこれで格好よく決めるつもりでしたが・・・、今となっては恥ずかしいですね。
さて、【ペーターくんに投票済み】です。
【オットーさん護衛確認済み】です。
働きに出るので、また後でお会いしましょう。
少年 ペーター 午前 8時 42分
リナさん、お疲れさま。ゆっくり休んでね。パメラさんはこっちに残したから、ヨアヒムさんと墓下を桃色ワールドにでも。地上ではパン屋さんとバーガー屋さんの微妙な関係も気になるし。教授はパパの所に送ってあげたよ。二人ともお墓で仲良くね。
アルルさん、初回は教授守護だったんだ。むー。
村娘 パメラ 午前 8時 44分
アルビン、最高の連続GJだったよ♪
昨日の時点で予想はついてたから、うっかり発言しちゃって後悔してたんだ(^^;)カタリナ狼ならアルビンしかいないしね。

護衛先誘導発言[4d-22:57]で、狩人じゃないって思ってて、独り言ではカタリナ狩人って言ってるけど許してね☆
少年 ペーター 午前 8時 56分
遺言通り、リナさんをヨアヒムさんと一緒のお墓に葬ってきたよ。なぜか晴れやかな顔してたね。
>パメラさん8:38
パメラさんへの投票?リナさんには入れたくなかったけど、誰かには投票しないといけないからね。他意はないよ、きっと(くすくす)。
じゃ、またお昼か夜にでも顔を出すよ。ノシ
パン屋 オットー 午前 10時 8分
っはっ、はっ、はっ……。
オットーは息を荒げてカタリナの牧場へと向かっている。
手には花柄のかわいらしい封筒が握られていた。
『オットーさんへ。
 ダメだよ。時間は守んなきゃ。 ボクちゃんと覚悟決めて待ってたのに、なかなか来ないんだもの……。心配になって(自分の死神を心配するっていうのも変だけどさ)お家覗きに行ったら、泥のように眠ってるし……。 起こすのも忍び無かったから決心が鈍らないうちに (>
パン屋 オットー 午前 10時 11分
>) お友達にヨアヒムさんと同じ所へ連れて行って貰う事にしたゎ。 牧場の母屋の裏で待ってる。
所々欠けてると思うけど、ヨアヒムさんも一緒ょ。 出来たらでいいけど、ボク達……同じ場所、村を見渡せるあの小高い岡の上に埋めて欲しいんだ。 ごめんね、わがまま言って。 羊達もよろしくね。
                                  カタリナ』

牧場の柵を乗り越え羊の群れを突っ切って
パン屋 オットー 午前 10時 12分
手紙に書かれた場所へと向かう。

オットーは既に何の為に走っているのかすら判らなくなっていた。 あの小さな生き物の生存を確かめる為なのか、はたまた、手紙に書かれていた死に間違いが無いかを確かめる為なのか……。

「カタリナさんっ」 裏手への最後の角を曲がると同時にオットーは鋭い叫びを上げていた。 そして、目に入ってきたのは原型を留めていない下半身……強く抱き締めあった上半身……それに黒い獣。
パン屋 オットー 午前 10時 13分
「「お友達に」」・「「連れて行って」」・「「お友達」」・「「友達」」・「「れていって」」・「「ともだち」」 お と も だ ち……。

あれが……。
オットーは黒曜石のように光る体毛を持った獣……狼を見据え、側に立てかけてあった牧草用のフォークを手に身構えた。
「やめろっ! やめてくださいっ。 それ以上その二人を傷つけるのはお止めなさい!」 その叫びに獣は反応しし、振り向いた。
パン屋 オットー 午前 10時 13分
切っ先を固定したまま、ジリジリと距離を詰めると、獣のほうもゆっくりと近づいて来た。

……先に反応したのはオットー。 フォークを勢い良く突き出す……が、その先にあったのは地面。 獣は僅かに飛び退いて相手の力を値踏みするかのようにオットーを観察している。
おそらくは勝機有りと判断したのだろう、次の瞬間には高く舞いあがり、鋭い牙を喉笛に突き立てようとする。
オットーはフォークの柄を口に交ませ、必殺の
パン屋 オットー 午前 10時 14分
一撃をすんでの所で避けたが、突進の勢いは殺し切れず、そのまま地面に押し倒された。

前足の爪が肩に食い込んでくる。だが、得物を持つ手に入れる力を緩めるわけにはいかない。 口元の一点だけで食い止められている攻撃は力を抜いた瞬間に確実に喉を欠き切るだろう。
まだ死ぬわけには行かない。 まだやらねばならぬ事が有る。 オットーをギリギリで支えているのはその思いだけであった。 
しかし、現実は甘くない。
少年 ペーター 午前 10時 37分
がるるる・・・・
(これ以上仲間に手を触れないで)
(これ以上、手を穢さないで)
(パン屋さんには、まだ帰れる場所があるから)
(みんなのためにパンを焼いて欲しいから)
少年 ペーター 午前 10時 39分
(念願のパン屋さんだよ)
(食べしちゃおうよ)
(みんなの仇だよ)
(悲願だよ)
(ごはん)
少年 ペーター 午前 10時 44分
ぐるるる・・・
(そんなもので僕は倒せない。)

(パン屋さんにも僕やリナさんと同じ血が流れているって言ってたよね。
ならきっとわかるはずだよ・・・ヒトクイの気持ちがね。くすくす)
パン屋 オットー 午前 10時 46分
獣の力はオットーを遥かに上回る。
そして、フォークの柄からミシミシという断末魔が漏れ出す。
「くっ」 折れるっ!
……と思った瞬間、それは現実になった。 思いは良い出来事も、悪い出来事も分け隔てなく引き寄せるものなのだ。 オットーは研ぎ澄まされた意識の中でゆっくりと近づいてくる牙を見つめていた。
人は死の間際、時間が何倍にも感じられると言うが、これがそうなのか……と思いながら。
パン屋 オットー 午前 10時 47分
だが、そこに横から何かが勢い良く飛び込んで来、獣の鼻先を掠める。
狼はとても驚いた様子でオットーから飛び去った。
  (矢?)
痛む肩を必死でこらえ体勢を立て直す。 半分になった柄を構え直してチラと矢の飛んで来た方向に目を見遣ると、弓を番えた女性が走り寄って来ていた。
「オットーさんは、私が守ってみせる」 彼女は追撃の矢を放った後、オットーを背にし、腰の短剣を抜いて構えた。
パン屋 オットー 午前 10時 48分
獣は、その女性を遠巻きに見つめていたが、適わぬと判断したのだろう、裏手の柵を超えて山の中へ消えて行った。

(…た……たすかったのか……?)
オットーは目の前が急激に暗転するのを感じた……薄れ行く意識の中、若草の
香りを嗅いだ……ああ、この人は……私の……。 最後に聞いたのは「オットーさん」と自分の名前を叫ぶ……甘い声。 《舞台を母屋の中に移して 8:35:10 へと続く》
少年 ペーター 午前 10時 48分
(パン屋さんは何のために生きるの?どうして死に急ぐの?
僕は人を食べるたびに気持ちが落ち着いた。自分が強くなった・・・気がした。)
ほら、パン屋さんの命は、もう僕の意のままだよ。

(・・・矢?)
少年 ペーター 午前 10時 50分
誰だったんだろう、あの女性

適わないわけじゃなかった。でも、戦いたくなかった。
本能・・・なの?
少年 ペーター 午前 10時 54分
言い訳なのか?僕が適わないから、戦いたくないとか言って自分を納得させようとしているのか・・・?
だが一度心に湧き上がった衝動の炎は簡単には消えない。
今なら・・・あの村の守護者がいない、今なら・・・

(パパを死に追いやったあの教授のラボに足を向ける)
少年 ペーター 午前 10時 57分
教授は疲れて眠っていた。傍らにはあの忌まわしい物体。
パパが高貴だと言ってくれた、僕や歯車さんの身体を汚したダウジン君・・・

・・・こんなもの・・・ほぉら、今の僕なら、ちょっと力を加えただけで・・・粉々だよ。
少年 ペーター 午前 11時 19分
身体の奥底から何かがこみ上げてくる・・・その内側から破裂しそうな感覚に耐え切れず、膝を落とす。
膨張感はなおも続く。力を入れて抵抗する。血が逆流する。たまらず激しく嘔吐。歯車さん・・・いや、リナさんとヨアヒムさんを構成していたものが・・・あたりに吐瀉物として広がる。
床にまかれた消化しきれていない肉片を、無意識に両手で掬い、再び口の中へと戻す・・・そしてまた嘔吐
少年 ペーター 午前 11時 19分
何度繰り返したろうか。なぜこんなことに・・・
パン屋を見たときのことを思い出す。パン屋を食いたい・・・パン屋を食いたくない・・・食いたい・・・食いたくない・・・

・・・気付いた。僕の中でせめぎ合う人の心と狼の心。理性と本能の葛藤。何かに弾かれたように身体が大きくのけぞり、激しい嘔吐とともに、その胃液と肉片の海へと倒れこむ。
目の前ではナイトキャップを被ったまま、教授が眠りこけている。(気付けよ)
少年 ペーター 午前 11時 32分

倒れた拍子に、金属が床に落ち、転がる音が、響いた。

少年 ペーター 午前 11時 36分
理性は本能には適わない。いや、僕の心が弱かっただけかもしれない。
床の上には、かつて教授だったものが横たわっていた。彼の身体には無数の傷跡。

僕・・・誰だっけ?ここで何を?何だろう?床の片隅に・・・これは、ペンダント?見覚えがあるけど・・・思い出せない。
そんなことより・・・狼、知らせなきゃ、みんなに・・・
少年 ペーター 午前 11時 58分
一時の飢えや渇きを潤すことはできても、心の渇きは満たされない。
変身と戦い、孤独と寂寥感。閉ざされた未来。

・・・僕にその資格があるのかわからないけど、もう一度・・・アルビンさんの笑顔が見たいよ。
(救いを求めてる?)(だめだよ)(狼だから)(救われない)(人殺し)(人殺し)(人殺し)
少年 ペーター 午後 0時 48分
パン屋さん護られてたね。愛されてるなぁ。くすくす。教授は寡黙が嫌いって言ってたから、寡黙な教授を望みどおりにお墓に送ってあげたよ。
【本決定:▼アルビン:襲撃オットー】で。
二人仲良くお墓に行くってのはどう?
今日はシンプルなごはん。
っ【オムハヤシ】デミグラスソース使ってみたよ。人のお肉は一切使ってないから安心してね♪
少年 ペーター 午後 3時 10分
最後の日だけど、それを知っているのは案外悪くないね。誰もいなくて暇だけど。今日はメイド服着用して、いなくなったみんなのお部屋のお掃除。シーツも真っ白。お洗濯気持ちいいね。お菓子作ってみた。結構難しかった。ちょっと揚げすぎちゃったかな。指火傷しちゃったよ。てへ
っ【ハニーレモンチュロス】
少年 ペーター 午後 3時 23分
そうそう、「この人は狼ではないだろうと考える人」って議題あったね。結局吊り対象には挙がらなかったけど、僕はずっとアルビンさんを人間だと思ってたよ。上手く説明できないんだけど、自分に対する疑いにあまり頓着しなかった所からかな。狩人だと感じたのは4日目かな。確信まではいかなかったけどね。
お掃除してたらブローチ見つけた。テーブルの上に置いとこう。羊さんとお散歩してくるね。
パン屋 オットー 午後 7時 27分
丸ストーブの上にヤカンが掛かって、シュンシュンと音を立てて居る。
部屋の片隅に備え付けられているベッドには傷の手当てがされたオットーが寝かされていた。 傍らではペーターが椅子の上でウツラウツラとしていた。

オットーが、微かに呻きを上げ、ゆっくりと目を開けた……。 目に映るのは大きく、丈夫そうな筋交。
ここは何処だろう? オレは一体どうしてこんな所で寝ているんだ? どうにも頭がはっきりしない。
パン屋 オットー 午後 7時 27分
ともかく、起き上がろう……。そう判断して、上体を引き起こそうとすると、肩口にズキリとした痛みが走った。
途端今朝の出来事がまざまざと思い出された。
カタリナからの手紙、それに従って、牧場へ駆けた事、裏手で見た半身を失った遺体が二人分……黒く光る体毛を持った狼、その獣との格闘……そして、そして、何かが、この後に別の重要な何かがあった筈だ。
オットーは顔をペーターに向け問うた
今朝、何があったのかと。
村娘 パメラ 午後 7時 40分
ただいまー、あら、夕飯まだ?
お、ハニーレモンチュロス見っけ♪

あぁぁぁ、私のブローチがある! ペーターが見つけてくれたんだ。ありがと☆
村娘 パメラ 午後 7時 44分
オットー、もう、一人で無茶しないでよ!
アルビンがいなかったらどうなってたと思うのよ!!皆心配したんだからね。(ちょっと涙声)
……傷はどう?痛む?
行商人 アルビン 午後 7時 48分
いつもハンバーガーばかりなので、ラム肉シチューを作ってきましたよ。どうぞお召し上がり下さい。
あ、もちろんラム肉は業者さんから仕入れたやつですのでご安心を。

ペーターくん、私も三日目までくらいは貴方が狼じゃない人候補でしたよ。あの最後にモーリッツさんに仮先を変えたやつ、あれは別の視点で見ると、オットーさん襲撃で判定が見れないから・・・とも取れるのでそこから少し狼もあるかも?と思いました。
行商人 アルビン 午後 7時 54分
では、少しまた失礼しますね。
オットーさん、私がよく使う傷薬をテーブルの上に置いておきます、お使い下さい。
パメラさん、ブローチ見つかってよかったですね。
後、私も五日目の霊判定が出た後も狼じゃないの?と実は少し疑っていたので、お相子ですよ。
行商人 アルビン 午後 7時 55分
o0(オットーさんのヤコブさんの白判定はものすごくブラフだと思っていました・・・)
o0(それくらいその前日のジムゾンさんの態度と更新間際の遺言が・・・、いえ、なんでもないです、心に閉まっておきましょう)
少年 ペーター 午後 8時 56分
パン屋さん、今朝・・・何か・・・あったの?
僕も、思い出せないや・・・

胃がむかむかする。頭が痛む。口の中がカサカサだ。
少年 ペーター 午後 9時 3分
頭の痛みが薄れるにつれ、徐々に記憶が蘇る。そうだ、僕はリナさんに頼まれて、二人を・・・そう、禁忌なのに。仲間を食べようとして・・・そこから・・・僕は僕でなくなった・・・
(いや)(ペタはペタだよ)(狼だから)(人を食う)(悦楽と)(本能と)(怨讐と)(支配と)(・・・と)(・・・と?)(聞こえないよ)

(・・・・・・究極の愛)
少年 ペーター 午後 9時 8分
くすくす。パン屋さんには僕らの囁きが聞こえるかな?聞こえないのかな?かつては同じ血脈同士。感じ取っても不思議じゃないね。
そう、僕に狼の匂いを感じとったのも、きっとパン屋さんに流れる血の仕業。
人間に魂を売った裏切り者・・・同胞を捨てた孤高の戦士。そして傍らに寄りそうは・・・戦女神か。
パン屋 オットー 午後 9時 24分
「パメラさんご心配を。 あの時はカタリナさんがどうされたかだけが気になって……。 傷は大した事ありませんよ。爪が食い込んだだけですし」
と腕をぐるぐるとまわして見せる……が
「いてて、とはいっても、少しは痛いですかね」 バツが悪そうに言った。

「ペーターさんからあらましは説明受けましたが、アルビン……いえ、アルルさんが今まで私を守ってくださっていたのですね。 ありがとうございます。 村が踏み
パン屋 オットー 午後 9時 26分
とどまれたのは貴女の力が大きかったですよ……」 オットーは全てを知り満ち足りたような表情(かお)をみせていた。

「それにしても、ヤコブさんを送った夜に私を襲撃されていたとはね。ペーターさんが賭けに出ていたのですか。
私の前日のメモでは長屋教教予想でした。寝コケていたため、書き残せなかったのですけど、あの状態では9割9分私守護ですから、狼は安心して占い師を襲える筈なのです。
しかし、GJが発生した
パン屋 オットー 午後 9時 26分
のを知りまして真占守護という恐ろしく大胆な行動に走ったのかと思いました。
アルルさんはを予想から外した理由でもあります。 私が彼女の立場で教授を守れるかと聞かれると……わかっていても出来ませんからね。 そこまで大胆ではないだろうと。
ならば、ヨアヒムさんなら? と聞かれると……どちらかというとパメラさんな印象ですけど」
と言うとオットーは楽しげな笑い声を上げた。
「っっ、笑うと傷に響きます……」
少年 ペーター 午後 9時 43分
ふとパン屋はペーターの気配を感じた。だがパン屋の視線の先にペーターはいない。彼の目の前にいたのは、小さな、ほんの小さな猫。咥えているのは一通の手紙。手紙の主は文字を書き慣れないのか、判読するのが困難。ところどころに爪痕や噛痕が残る。
最後にためらい、書き直し、消し、かすれて読めない文字の痕が残る手紙。インクの乾き具合から、書かれたのは少し前のようだった。
少年 ペーター 午後 9時 44分
『パン屋さんへ。
僕にはすることができた。だから夜中まで戻らない。でも心配しないで。明朝までには戻るから。決着はつけないとね。君ら・・・人間に背中を向けるほど、僕は落ちぶれてはいないから。

今朝、パン屋さんの身に何が起きたか・・・それは僕の口からは言わない。悔しいから教えてあげないよ。自分で思い出すんだね(くすくす)
少年 ペーター 午後 9時 44分
パパからの手紙・・・読んだ。正確には、「見た」だね。手紙の意味はわからない。だから僕なりに解釈をしたよ。せっかくだから同封(っていうのかな?添付?)しておくね。感想も聞かせてくれると嬉しいな(くすくす)

埋葬の最中、リナさんから伝言。霊と感じあえるパン屋さんなら聞こえたかもしれないけど・・・。ありがとう、だってさ。

身体、お大事にね(くすくす)』
少年 ペーター 午後 9時 45分
最後にもう一通。村長がペーターにあてた手紙。中には便箋が一枚。何も書かれていない。表にも、裏にも。

手紙を届けたのを確認すると、猫はぼぉっと光ってそのまま消えていった。
少年 ペーター 午後 9時 46分
僕は、人間になりたかったのかもしれないね。
ちっぽけな、弱い存在。囁くこともできず、互いを疑いあい、そして処刑する。人を食らうこともできず、ただ身を寄せ合って生きていく。
人(僕は人でなく狼だけどね)は自分にない物を求める。パパが僕らに憧れたように、僕は人に憧れた。リナさんがヨアヒムさんに惹かれたのも、そういう理由だったのかもしれない。
少年 ペーター 午後 9時 47分
だから、僕が人を食らうのは、僕を人として創ってくれなかった神様への復讐。神に愛された者たちへの嫉妬。でも僕は知ることができた。人も狼も、変わらないってことを。みんなパパのおかげかな。そして、僕が食らったリーザさんの・・・。
少年 ペーター 午後 9時 47分
ずっと・・・孤独だった。最後も孤独だよ。みんな僕を置いて、先に逝ってしまった。でも、狼としての僕を受け入れてくれたのかな?って思う時があるよ。僕の正体を知って、なおかつ変わらず接してくれる人間たち・・・。心の中では恐れているのかもしれないけどね。・・・人間への疑惑?狼なのに・・・僕は人間に何かを期待しているのかしら?滑稽だよ。くくく・・・く・・・く・・・
パン屋 オットー 午後 10時 3分
「……また眠っていたようですね。 とても幸せな夢を見ていたような気がしますが」
先程まで賑やかだったと思ったのだが、辺りには誰も見当たらず、ストーブの光だけが辺りを照らしていた。 ヤカンがかかっていたと思っていたのだが、上にのっているのは鍋……。 コトコトと静かな音を立てて、美味しそうな香りが漂ってきている。

オットーはベッドから離れ、灯りを燈した。 
(なんだか、記憶が混乱している気がするな)
少年 ペーター 午後 10時 18分
(記憶混乱させてごめんね。時間軸が安定してない)
宿に戻らないのは、彼らの中で僕が孤独を感じてしまうから。でもそれって、僕が他人の愛情を求めていることの裏返しなの?甘っちょろい感情は、意志を弱くする。生きるためには非情にならないとね。狩人騙し討ちとか。
少年 ペーター 午前 0時 34分
今日はもう話すこともなさそうだね。また明日の朝かな。ぐだぐだにしちゃって村のみんな、ごめんね。

やっぱり、詰みになるのがわかってる襲撃をするのは良くないね。
パン屋 オットー 午前 6時 19分
テーブルに目をやると、膏薬の入った缶、その脇に蒼白い光を帯びている封筒が一つ。
手に取ると燐光は輝きを失う
あて先は……オットー
ペーパーナイフで丁寧に封を破って目を通す。 一通目はペーターからの、もう一枚は白紙……。
(たどたどしい字だが、十分に伝わってくる。 今朝、いやもう昨日か? 肝心な所がぼやけて……もどかしい。 決着か……準備を整えねばな。 さて、もう片方は……白紙? しかしこの感覚は)
パン屋 オットー 午前 6時 33分
指先に伝わる不思議な感触が紙片が只の白紙でない事を示している。
もしや……と、オットーは手首にナイフを入れ、滲んだ血を便箋の端に吸わせる。 途端、声にならない声が指先から頭に流れ込んでくる。
その圧倒的な勢いに気圧され、思わず紙片を投げ捨ててしまった。
(残留思念?
気が狂いそうになるほどの愛おしさ、羨望、嫉妬……。 その合間、合間に、言葉の欠片が混ざる。……いざと言う時…伝わる…ペンダントを…)
パン屋 オットー 午前 6時 33分
よくは判らなかったが、人が何かに惹かれる時に抱くありとある感情を全て混ぜ合わせたような…それと、ペンダント…ペンダント?
そういえば、先日からペーターさんの胸元に下がっているのは確かヴァルターさんが……
もう一度触れれば何かが掴めそうな気がしたが、やめた方がよさそうな気がしたので精神を開かぬよう気をつけつつ手紙を封筒へと収めた
背中を汗が伝う。
(汗だくだな……。少々腹ごしらえして、風呂を使うか)
パン屋 オットー 午前 7時 50分
オットーは風呂から上がった。膏薬を傷に塗り、その上から油紙を当て片手で包帯を器用に巻いていく。夜の内にそっと裏手の森に入り、鋼線、杭、網と石礫で簡易ながらも罠を仕掛けた。
帰って来たの頃は空が薄明りに照らされていた。汗を拭い取りペーターとアルルの用意した食事で腹ごしらえをし、彼の登場を待ち構えた。

夜明け一時間前に、アルルが現れ、そして、ペーターが現れたのは夜も明けきるかと言う頃だった。
パン屋 オットー 午前 7時 50分
「決着をつけようか。 場所は何処? 好きな所で良いよ」
「では、お言葉に甘えて裏手の森で。 私とアルルさんと二人がかりで構わないですか?」
「ま、いいよ。それくらいはね。(いいよね)(うん)(だいじょうぶ) いこうか」 ペーターは先頭に立って歩き出した。
「「はい」」アルルとオットの声が重なり、思わず二人の喉から笑いが漏れた。
「二人共無事、生き残れたらお伝えしたい事があります。 生還しましょう」
行商人 アルビン 午前 7時 53分
おはようございます。
もうちょっとで日が変わりますね・・・。
o0(後少し・・・('-'*)こうなると色々な想いが溢れてきます。)
村娘 パメラ 午前 7時 54分
おはよう。
昨日の夜は宿に来れなくてごめんね。でも、よく眠ったおかげで、肌の調子がよくなったわ♪

って、オットーとアルルが、ペーターと決着をつけてる最中なの!? 怪我しないように、パメラは退散しまーす☆
少年 ペーター 午前 7時 54分
残留思念(攻撃力100)
(なに)(なに)(D弾?)
少年 ペーター 午前 7時 58分
・・・おはよー。最後だけど今朝は手抜きだよ。
っ【トースト】
アルビンさん、クーポン券や商品券ありがとう。えへへ・・・嬉しかったよ・・・。
(パメラさん、退散しちゃうの?)
少年 ペーター 午前 8時 0分
決着か。僕には歯車さんと、パパがついてる。
・・・簡単には、負けないよ。
村娘 パメラ 午前 8時 1分
ペーターくん、最後の朝まで食事の用意してくれてありがとう。なでなで。

最近お気に入りのライムのジャムをたっぷり付けて食べようっと♪
少年 ペーター 午前 8時 4分
獣の血が騒ぐ。戦いながら、想いは伝わって来る。
これは・・・?
(哀悼)(憤怒)(憐憫)(睡眠)(空腹)(・・・違うってば)(変な思念拾わないで)(遊んでいる余裕はないよ)(そう?)(人間相手なのに?)(狩人は別)(彼らもまた)(特殊な)(血脈)
行商人 アルビン 午前 8時 5分
パメラさん、おはようございます。どこまでも生きようとする根性、少しばかり羨ましく思います。

ペーターくん、本当は貴方にもうちょっと別のことをしてあげられたらよかったのですが・・・・・・、こう抱きしめて感じる温かさは同じなのにね。
少年 ペーター 午前 8時 9分
温かさ・・・それは、血の温度・・・だよ。僕にささった矢から流れている・・・もうじき消える命のぬくもり・・・
でも、最期を・・・アルビンさんの胸の中で迎えられるのは、僕にとって、幸せなのかな・・・えへへ。笑ってよ。最初に出会った、あの笑顔を、もう一度・・・(スマイル)(スマイル)(とびきりの営業スマイルを)
村娘 パメラ 午前 8時 11分
あら、アルル、ヒロインに必要なのは根性と生命力なのよ?

ふふっ、アルルが女だったのが、想定外だったけど、生き残った女性キャラは私だけ。つまりこの村のヒロインは、わ・た・しで決定ね♪
少年 ペーター 午前 8時 14分
どうして勝てなかったんだろう?
狼は人間よりも強いはずなのに。こんな負けかたはしなかった・・・はず、なのに。昨日のパン屋さんとは別人みたいだった・・・。
必要なのは・・・絆、なのかな・・・?
行商人 アルビン 午前 8時 14分
o0(私は最初っからヒロインになろうとは思っていませんけどね・・・)
o0(私はあくまでも影、ささやかながらも皆様をサポートする役割です。)
少年 ペーター 午前 8時 15分
(・・・パメラさん、ヒロインらしいこと、した?)
(ううん)(してない)(してないね)
少年 ペーター 午前 8時 19分
戦いから帰還。もう話す元気もないよ。パン屋さんとアルビンさんに完敗だよ。でも・・・悔いはない。パパの所へ連れてって。

あ、それから今日は【ヒロイン(ヒーロー)だと思う相手に投票】してね。えむぶいぴーでもいいよ。
村娘 パメラ 午前 8時 20分
なによぅ、私だってアルルをライバルだなんて思ってないもん。私がマークしてたのは、ボクっ子のカタリナだもん。

もうすぐ村が平和になって、お爺ちゃんやヤコブや教授に会えるのね♪ ペーターくん、最後に抱っこしてもいい?そのフワフワした毛を堪能したいの。
少年 ペーター 午前 8時 22分
パメラさんは元気だね。くすくす。
いいよ。抱っこして。
行商人 アルビン 午前 8時 25分
ヒロインは・・・リーザさんだと思うんだけどな。
早期に襲撃された悲劇のヒロイン。

きっとその持ち前の優しさでお墓の中でも大人気でしょう。
村娘 パメラ 午前 8時 26分
やったぁ。じゃあ、遠慮なく♪

ぎゅっ☆

うわぁ、ふわふわで気持ちいい〜♪
少年 ペーター 午前 8時 27分
徹夜で書き上げたよ。僕の生きた短い期間の記録。これが後世、何かの役に立つことを信じて。
ちょっと文字が読みにくいけどね。
(ちょっと?)(ちょっと?)(読めない)(みみず)
村娘 パメラ 午前 8時 27分
……ペーターくん、今日の処刑先をアルルにセットして。
行商人 アルビン 午前 8時 28分
パメラさん、貴女のその発言、醜いを通り越して尊敬します・・・(ほろり
行商人 アルビン 午前 8時 29分
※褒めてます
少年 ペーター 午前 8時 29分
ごろごろ・・・
僕が求めてたのは、もしかして・・・これなの?
(番犬)(ペット)(でも)(召使いだし)(悪くないね)(うん)(悪くない)(誰かに)(必要とされるのって)(いいね)(・・・パメラさんにとって僕は必要ではないと思うけど?)(まー)(まー)(いいじゃん)
次の日へ