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村娘 パメラ は 木こり トーマス に投票した。
旅人 ニコラス は 木こり トーマス に投票した。
少女 リーザ は 老人 モーリッツ に投票した。
少年 ペーター は 木こり トーマス に投票した。
ならず者 ディーター は 木こり トーマス に投票した。
青年 ヨアヒム は 木こり トーマス に投票した。
木こり トーマス は 村娘 パメラ に投票した。
行商人 アルビン は 老人 モーリッツ に投票した。
老人 モーリッツ は 木こり トーマス に投票した。
木こり トーマス は村人達の手により処刑された。
旅人 ニコラス は 木こり トーマス に投票した。
少女 リーザ は 老人 モーリッツ に投票した。
少年 ペーター は 木こり トーマス に投票した。
ならず者 ディーター は 木こり トーマス に投票した。
青年 ヨアヒム は 木こり トーマス に投票した。
木こり トーマス は 村娘 パメラ に投票した。
行商人 アルビン は 老人 モーリッツ に投票した。
老人 モーリッツ は 木こり トーマス に投票した。
木こり トーマス は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、村娘 パメラ、旅人 ニコラス、少女 リーザ、少年 ペーター、ならず者 ディーター、青年 ヨアヒム、行商人 アルビン、老人 モーリッツ の 8 名。
旅人 ニコラス 午後 9時 36分
ヌォォォォ!!イヤァァァ!!何処まで進むんだぁぁぁぁ!!
【何らかな事情もあり、一応地面へ到着…】 アハハ…天国に行ったおふくろの姿が…コッチデ…手を振って……アハハハ…花畑が見えるよ…フフフ…アハハハハ |
少女 リーザ 午後 9時 39分
[ぼよんぼよんぼよよよよよょょょ…]
着地っ!!(しゅた)紐無しで飛んでたディーターが見えたわ…あとは海!!すっごい綺麗だったよね、ニコラス♪ 手、つないでたから全然怖く無かったよ。それじゃ、サントリナの姿に☆ [リーザはサントリナにボディーチェンジ☆] |
村娘 パメラ 午後 9時 47分
(ワープを通過して)
…よし、無事到着。じゃあ、今回も例のごとく、周辺の説明ね。 と言っても、この辺全体がスポットなので特に説明する必要は無いわね。ここにいる霊たちは、皆良い人(?)達なので、いたずらに驚かしたりとかはしてきても、実際に危害を加えてくることはないわ。 …これだけってのも寂しいから…じゃあ、不要だとは思うけど、映画「りing(現在進行形)」の説明をちょっと。 …若手ボクサー「ビ・デオ |
村娘 パメラ 午後 9時 48分
…若手ボクサー「ビ・デオ」は、ボクシグ界では「呪いのビ・デオ」と呼ばれていたわ。その理由は、デオとの試合のちょうど1週間後になると、何故か必ず【酷い食あたりにあってしまう】のよ。しかも、某大腸菌なんて目じゃないくらいに酷いやつに。
最初は皆ただの偶然かと思っていたけど、あるとき気づいたの…【1週間後になると、ちょうど1週間前の試合終了時刻になると、酷い腹痛に見舞われる】ということにね。…そして、呪 |
村娘 パメラ 午後 9時 49分
呪いが降りかかった後は、1ヶ月間、極度の腹痛に悩まされるらしいわ。
さらに、その呪いを回避するためには、1週間以内に30キロ以上体重を増やさなくてはいけないの。ボクサーにとって30キロ増なんて、はっきり言って相当深刻な問題よ。 しかも、この呪いは勝敗に関係なく降りかかるわ。…つまり、デオの対戦相手は、【そのあと必死に減量する事を覚悟して30キロ太るか、謎の食あたりによる腹痛に1ヶ月悩むか】を選択し |
村娘 パメラ 午後 9時 51分
【そのあと必死に減量する事を覚悟して30キロ太るか、謎の食あたりによる腹痛に1ヶ月悩むか】を選択しなければいけないという…そんな【コメディー映画】よ。
ちなみにこの井戸は、劇中でデオがお風呂代わりとして使っていた井戸ね。 …え?何処が怖いのかって?やぁね、そんな呪いの力を持った人がお風呂代わりに使ってたのよ?この井戸のお水飲んだら太りそうな気がしない?…私なんて、それを考えただけで身震いが…(汗 |
村娘 パメラ 午後 10時 1分
お爺ちゃん!それはゲンカクガケ!(汗
持っているだけで最終的には「幻覚だけしか見えなくなってしまう」茸よ!(茸を奪い取り、遠くへ投げる) ん?何?お目当ての虫が見つかったの?…ふふん、ここは私に任せなさい! (パメラは大日本略の前に立ち、ジっと大略を見つめている…と、突然パメラの目つきが変わると共にから鋭い眼光が!)動くな…。(だ略はその場に凍りついたかのように動かなくなった) |
旅人 ニコラス 午後 10時 8分
ヨッシャ!!俺の出番だな!!これでもくらえ!!
(大日本略をロープで捕らえる) よし…ひとまず、このデカブツは俺が処理をしておく…レポートとか色々書き上げないとな。 ヨアヒム!!大手柄だ!!さすがは俺の助手!!教授は嬉しいぞ☆皆もホントにアリガト〜♪ |
少年 ペーター 午後 10時 11分
ニコさん>これで大手柄だね〜(笑)でもホントにいたなんて、すごいや。
おじいちゃん>じゃ、そろそろ見て回ろうよ〜。おじいちゃんと一緒なら多分怖くないと思うよ(にこにこ) |
旅人 ニコラス 午後 10時 30分
あぅ…幽霊だったのか…だんだん透明になって成仏していってるよ…(ず〜ん||orz
ロープには札がついていたみたいだな、多分何かが祭ってあったロープじゃないのか?ホラ同じようなロープが何本も… |
村娘 パメラ 午後 10時 35分
何かを祭って…?それって、結界とか用のロープだったんじゃあ(汗
…と、とりあえず、私が【青い石】でそのロープがあった場所に結界でも張っておくわ(汗 あ、ペーター、気をつけてね。その井戸、今でもたまにデオが入りにきてるらしいから。 |
少年 ペーター 午後 10時 39分
パメラさん>なんと。それは用心しないと太らされちゃう(汗)
…おや? なんだか井戸の底がキラキラしてきたよ? くるくる模様が変わっていって綺麗…だけど、人魂か何かかな?(汗) |
村娘 パメラ 午後 10時 55分
当時から夜宵さんは人と打ち解けるのがうまく、俺や葵たちもすぐに夜宵さんと仲良くなった。
そして、親父達がおじさんの家に来てから二週間程たってから、親父達はまた外国へと出かけて行き、夜宵さんもそれについて行った。 それからというもの、親父と母さんが帰ってくるのが楽しみだったのは元からだったが、夜宵さんと会えるのも楽しみの一つになった。 |
村娘 パメラ 午後 10時 55分
そして俺が中学を卒業し、自分の意思で召夜町にある高校に入学し、それと同時に実家へと戻った。三年間使われていなかったわりには家の中はとても綺麗で、俺はそのことを不思議に思いながら自室へと向かい、三年ぶりに自室の襖を開けた。
「え?」 三年ぶりに入った部屋には、すでにおじさん宅から送ってあった家具が並べられており、部屋の奥におかれたベッドの上には、一人の女性が眠っていた。 「夜宵さん?」 |
村娘 パメラ 午後 10時 55分
そう、その女性は、紛れもなく夜宵さんだった。
「ん〜? あ、水輝君。おかえりなさい!」 「お帰りなさいって…なんで夜宵さんがここに居るんですか?」 「あ、それはね、水輝君が帰ってくる前に部屋の片づけを終わらせちゃおうと思って。それで、いろいろやってたんだけど、終わったら流石に疲れちゃって。それで、ちょっとベッドを借りて寝てたのよ」 |
村娘 パメラ 午後 10時 56分
夜宵さんは笑いながら俺にそう言ったが、いきなりのことだったので俺はかなり混乱してしまっていた。いや、焦っていたと言ったほうが正しいだろう。
「いやいや、そうじゃなくて! 何で夜宵さんがうちに居るんですか? って事なんですけど」 「あれ? 先生達から手紙が行かなかった?」 「親父達から?」 「そう、先生達から。いってない?」 |
村娘 パメラ 午後 10時 56分
「手紙らしきものは一切届きませんでしたけど」
もちろん小包とかもね、と俺は付け足した。 「そう。変ねぇ、水輝君がまだ水守町に居るときには着くように、って先生達から預かって、きちんと出したんだけど」 そう言うと夜宵さんは、傍らに置いてあった自分の荷物をあさりはじめ、しばらくすると夜宵さんの動きが止まった。 「あ…ゴメン、水輝君。私が持ったままだったわ」 |
村娘 パメラ 午後 10時 56分
苦笑しながらも夜宵さんは「はい」とその手紙を俺に渡した。
手紙には、夜宵さんも少し日本で落ち着きたいと言っているし、実家に一人は心配なので、夜宵さんと二人で実家に住むように。そんな内容のことが書かれていた。 コレが、俺が夜宵さんと俺が同居するようになった理由だ。 「水輝君?」 |
村娘 パメラ 午後 10時 56分
「…」
「水輝君!」 「あ、はい! なんでしょう!」 「もう、なんでしょうじゃないわよ。ぼ〜〜っとしてるからどうしたのかと思ったの」 「いや、ちょっと昔のことを思い出してたんですよ。 …それはそうと夜宵さん」 |
村娘 パメラ 午後 10時 57分
「ん? なーに?」
「最初この部屋に入ってきたとき、俺が起きてて残念だって言いましたよね? あれってどういう意味だったんですか?」 「あぁ、あれ?」 「はい」 「あれはねぇ…」 そう言って夜宵さんは少し悪戯っぽく笑うと、俺の後ろに回り込み、首に腕を絡めて抱きついてきた。 「わ! ちょちょ、ちょっと! 夜宵さん!!」 |
村娘 パメラ 午後 10時 57分
「アレは、まだ水輝君が寝てたら、お姉さんが優しく起こしてあげようかな〜って思ってた・か・ら」
な〜んて、純情な男子高生には刺激がやや強いことを、夜宵さんは耳元で小悪魔っぽく微笑みながらのたまったのだった。 「だー、もう! いい加減にしてくださいよ夜宵さん!」 |
村娘 パメラ 午後 10時 58分
俺は理性を総動員し夜宵さんの誘惑から逃れる事に成功した。夜宵さんは冗談でやっているのだろうが、正直こっちは冗談ではすまない。なんたって相手は「綺麗な大人のお姉さん」である。正常な十七歳―もうちょっとで十八歳だが―の男子が、あんなふうに誘惑されて耐え切った。これは大変な偉業なのではないのかと俺は思う。
(うん、よく耐えたぞ、俺!) |
村娘 パメラ 午後 10時 58分
俺は心の中でそう自分を誉めていたが、頭のどこかに「なんで今日に限って早く起きたんだ。もう少し寝ていれば!」という考えがあるのも事実だった。
そもそも、夜宵さんも俺を信頼してこういう冗談をやっているんだろうが、正直な話、もうちょっと加減をして欲しいと思う。そうじゃないと理性いつ切れるやらこっちは気が気でないのだから。 「まったく、水輝君はつれないなぁ」 そう言ってクスクス笑う夜宵さん。 |
村娘 パメラ 午後 10時 58分
「まぁ、冗談はコレくらいにしておいて、と」
「こっちはいつ冗談ですまなくなるか、気が気じゃないんですけど」 「まぁ、それは気にしないでおくとして」 「いや、夜宵さん、お願いだから少しは気にして欲しいんだけど」 半泣きで夜宵さんに訴えかける俺。しかし、夜宵さんはそんなこと気にもとめずに話を進める。 |
村娘 パメラ 午後 10時 59分
「水輝君、もうそろそろ八時になるわけだけど」 「はい」 「早く支度しないと学校に遅れるんじゃないの?」
「学校? 何言ってるんですか、今は夏休み…あれ? は! しまったぁ!!」 「ど、どうしたの?」 「すっかり忘れてた、今日登校日じゃん!」 「そうよ。だから早く支度しないで良いの?って言ってるのに」 「いや、そういうことはもっと早く言ってくださいよ!」 |
村娘 パメラ 午後 10時 59分
「やぁねぇ、そういうことは本来自分で覚えてるべきことでしょ?」
「ぐっ!」 「クス。まぁ、いいわ。ご飯の支度は出来てるから、ちゃっちゃと着替えて、きちんとご飯食べに来てね。待ってるから」 そう言って俺の部屋から出て行く夜宵さん。そして、それが合図だったかのように猛スピードで着替えだす俺。 着ていたパジャマを脱ぎ捨て、制服をひっつかみ、着ようとした瞬間。 |
村娘 パメラ 午後 11時 0分
「あ、そうそう、水輝君?」
「ぅえ!?」 襖が開き、夜宵さんが顔を覗かせた。今までの勢いはどこへいったのか、俺の動きが止まる。そして、そんな俺を気にも止めずに、いつも通り夜宵さんが口を開く。 「さっき水輝君、『こっちはいつ冗談じゃなくなるか気が気じゃない』って言ったけど、私は水輝君が相手なら、別に冗談じゃなくなっちゃってもいいかな〜と思ってるんだけど?」 |
村娘 パメラ 午後 11時 0分
「へ?」
思わず声が裏がえる。もしも今、目の前に鏡があったなら、その鏡には「鳩が豆鉄砲をくらったような顔」をしている俺が映っているところを拝めただろう。 「え、や、夜宵さん?」 夜宵さんの事だ、いつもの冗談に決まってる。そう思っているのに、俺の頭の中は混乱していた。 「クス…じゃ、待ってるから、早く来てね」 |
村娘 パメラ 午後 11時 0分
「え!? 夜宵さんの部屋にですか!?」
「なに言ってるの。御飯を食べるんだから台所に決まって…あぁ、な〜んだ」 そう言うと、ウンウンと夜宵さんがうなずく。 「ふふ、そっかそっか、時渡水輝君は御飯よりも『私を食べちゃいたい』訳ね」 「あ! え、いや! そういうわけじゃなくて!」 |
村娘 パメラ 午後 11時 1分
「違うの?」
夜宵さんが少し寂しそうな顔でそう言う。 「いや、全っ然違わないです! もう、是非! って、そうじゃなくってですね夜宵さん!」 「あはは。わかってるわよ。冗談よ、冗談。水輝君ってからかうと可愛いから、ついついやりすぎちゃうわ。さてと、じゃあ、『台所で』待ってるから、ちゃんと来てね」 |
行商人 アルビン 午後 11時 1分
えー…こちらアルビン。いったいここはどこなんでしょうか。額に「肉」とかかれた巨人と真っ黒い化け物がかっ歩していますー。どうやらこの魔界から抜け出すことは出来なさそうですね…。誰か助けてー(TT
|
村娘 パメラ 午後 11時 1分
台所で、を強調してそう言うと、夜宵さんは部屋を出て行き、部屋には相変わらず制服を着かけたままの俺が残されていた。
(な、なんだか嵐が通り過ぎたような気分だ。…それにしても、どこからどこまでが冗談で、どこからどこまでが冗談じゃなかったんだろう) そうこう考えながら、ベッドの上に置かれた目覚ましにふと目をやる。 |
村娘 パメラ 午後 11時 1分
「…ん? ぎゃー! ヤベェ、マジで遅刻しかねん!」
こうして、部屋の中は再び嵐となった。 その後俺は、自分でも信じられないくらいのスピードで着替えを済ませ、夜宵さんと一緒に朝食をとり、自転車に乗って一路学校へと急いだ。 |
村娘 パメラ 午後 11時 1分
朝のホームルームが八時半、今の時間は八時十五分。普通なら間に合うが、何かあったら間に合わないというような微妙な時間だ。
「だー、畜生! こんな事なら『事故るのが怖いから』なんて言ってないでバイクの免許とっとくんだった! いったい何やってたんだ、過去の俺は!」 などと過去の自分に腹を立てつつ、軽いのぼり坂をあがる。 |
村娘 パメラ 午後 11時 2分
この辺は猫住坂(ネコスミサカ)と呼ばれており、書いて字のごとく「猫が住みついている」。正確には、この坂は一年中程よく日があたるため、よく猫がひなたぼっこをしに集まってくる。というか、よく探せば雨でも降ってない限りは、必ず一匹や二匹は見つける事ができるほどだ。その様子から、「猫が住みついている坂」ということで、『猫住坂』と呼ばれるようになった。…のだと俺は思う。
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村娘 パメラ 午後 11時 3分
まぁ、つまるところ俺がそう思っているだけで、実際はどうなのか知らない。
ちなみに、そんな常時猫がいるこの坂は、葵の大のお気に入りの場所だった。葵は猫がこの上なく好きだった。いや、猫を愛してるといっても過言ではないと思う。 「頼むからこの飛ばしてる時に飛び出してきてくれるなよ」 |
村娘 パメラ 午後 11時 4分
俺は小さくそう呟いた。「飛び出してくる」のは、もちろん猫だ。ここを通ってるときに猫が突然道を横切るなんてのは珍しい事ではない。現に、つい先日、クリーニングに出してあった制服をとりに行った帰りもここを通ったが、危うく猫と衝突するところだった。現に今も、木陰で涼んでいる猫が所々に見える。が、皆大人しく座っているか寝そべっているかしているため、飛び出してくる気配は無かった。
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村娘 パメラ 午後 11時 4分
「俺も葵ほどじゃねぇけど猫好きだしなぁ。猫に怪我させたくないのは山々なんだが…このスピード出してるときに出てこられたら、正直止まれるかどうかわから…ん?」
―――リン―― 突然横で鈴の音が聞こえた。 さっきも言ったが、ここ、猫住坂には猫がいつも居るといっても過言ではない。だから、鈴の音が聞こえるのも、こまで珍しいことではないのだが、このとき聞こえた鈴の音は、何か不思議な感じがしたのだ。 |
村娘 パメラ 午後 11時 4分
心に染み渡るというか、頭に直接聞こえてきたというか、とにかく、そんな感じだ。
キキーーー!!!!! その鈴の音が妙に気になり、俺は自転車に急ブレーキをかけ、音のしたほうを見る。 「にゃー」 「…猫だ」 |
村娘 パメラ 午後 11時 5分
俺が脇のブロック塀の上を見ると、そこには子猫とも大人の猫ともつかない猫が一匹、スラリと座っていた。
その猫は、首ではなく前足に小さな赤いリボンで鈴をつけていた。それだけでも珍しいのだが、さらに珍しいことに、その猫は青かった。青いだけなら、ロシアンブルーもたしかに青いが、そういった青さではない。柄はトラ柄で、ちょうど空の色のような水色をメインに、 |
村娘 パメラ 午後 11時 5分
その空色を少し濃くしたような色の縞が尻尾のほうにまで及んでいる。
そして、その不思議な猫は、猫の座っているブロック塀の、ちょうど後ろに生えている木からの木漏れ日に照らされて、さらに幻想的な感じに見えた。 「…」 「…」 俺は、暑さも忘れて黙って猫を見つめていた。猫も最初に一声鳴いた以外は何も言わずに、ただ座って俺のほうを眺めていた。 |
村娘 パメラ 午後 11時 6分
不思議な時間だった。まるで、今この世界には俺とこの猫しか居ないような感覚。さっきまで聞こえていたうるさいセミの声も、遠くから微かに聞こえていた廃品回収のトラックの声も聞こえない。風でざわめく木々の音と、猫の足についた鈴が風で時々揺られ、コロコロと鳴る音以外、何も聞こえない世界。確かに動いているのに、時間が止まった世界。変な例え方だが、そんな感じだった。
―――リン―― 「あっ」 |
村娘 パメラ 午後 11時 6分
どの位たったころだろう。青い猫は突然立ち上がり、ブロック塀の向こう側に消えてしまった。足についた鈴の音が、猫がこの場から遠ざかっていることを知らせる。俺はその音を聞いていたが、すぐに聞こえなくなってしまった。
とたん、止まっていた時間が戻ってくる。セミはまたうるさく鳴きはじめ、廃品回収のトラックの声も聞こえ始める。そして、未だに立ち止まっている俺の脇を、一台の車がゆっくりと通り過ぎていく。 |
村娘 パメラ 午後 11時 6分
「不思議な猫だったなぁ。『時間を忘れる』ってよく言うけど、こんな感じなのかな…ってそうだ、時間!」
俺はあわてて腕時計を覗き込んだ。 「あれ?八時十八分?」 とっくに八時半を回っているのだろうと思っていたのに、それまではまだ十分ちょっと時間があった。ここに差し掛かったときに時計を見たが、そのときは十五分だった。ということは、青い猫を眺めていたのは、どんなに長くても三分程度だったことになる。 |
村娘 パメラ 午後 11時 7分
俺の感覚では、二十分近くは猫を眺めていたような気がしていただけに、奇妙な感じだった。思わずケータイで時報を聞くが、時計は狂っていなかった。
「おかしいな、もっと時間がたってると思ったんだが?」 ま、いいか。と最後に呟き、俺はまた自転車をこぎ始めた。 |
村娘 パメラ 午後 11時 8分
それから俺は、それなりのスピードで自転車をこぎながら来たのだが、既に時間的には奇跡的に既に安全圏内。俺が自転車のスピードを緩め息を整えていると、百メートル程前によく見慣れた人影があることに気づいた。「例のアイツ」だ。
「おーい、燈夏!」 「ん? あぁ、なんだ、水輝じゃねぇか。相変わらず寝ぼけた顔してるねぇ、少年」 |
村娘 パメラ 午後 11時 8分
この出合い頭にご挨拶なコイツが「例のアイツ」こと緋室燈夏(ヒムロトウカ)だ。ちなみに、今日たまたまコイツの機嫌が悪くてこうなのではなく、コイツと俺はいつもこんな感じだった。
「寝ぼけた顔はお互い様だろ? いや、違うか。お前の場合は寝ぼけてるんじゃなくて…」 「『ボケてるだけだったな』か?」 ニッと笑いながら俺のほうを見る燈夏。そして俺もそれに対して、「そうだ」という意味を含めてニッと笑い返した |
村娘 パメラ 午後 11時 16分
え?女の人?どれどれ(井戸に飛び込むパメラ)
(…数分後。) ふぅ、ただいま。確かに女の人が居たわ。アレはデオの恋人のサターン小西(リングネーム)、通称「サタこ」役の人ね。いくら食べても太れない体質、という設定だったわ。 話を聞いてみると、「ここの水を飲めば太れると思って…」だって。…う〜ん、太れないっていうのは映画の中だけの話じゃなかったのね(汗 |
少年 ペーター 午後 11時 42分
おじいちゃん>うんっ! ジャパニーズオーシャンスープレックスとかで撃沈されるかもだしねっ(ぴゅー)
っと、一生懸命走ったら何だか寂しげな所に着ましたよ? はぐれちゃった…。(柳の下の石に腰掛けて) 黙ってるとちょっと怖いから、お話でもするね。 |
少年 ペーター 午前 1時 10分
『学校での話。連休明けの頃、いつもは元気なある友達が、休み時間も独りで気分悪そうにしているのに気付いた。話しかけると力なく微笑んで「なんでもないよ〜」とか答えてた。 何日か後、彼が学校を休んだので日直だったぼくが様子を見に行く事になったんだ。 ベッドで憔悴した感じ寝ていて、すごく心配した。病気ではないらしいけど、ぽつぽつと話してくれた。』
|
少年 ペーター 午前 1時 20分
『「休みにお父さんの故郷に行ったんだ。森で遊んでると、女の子と会った。一緒に遊んで楽しかったけど、帰る日になってもあの子はずっとついてきた。今だっている。あの子はずっとこう囁いてる。“あたしも学校にいきたい。あたしと代わってよ”」 話してる間中、すごく怖がっててベッドに潜り込んでしまった。
ぼくは「そんな事ないよぅ。大げさだなぁ(笑)」と元気付けようとした。』 |
少年 ペーター 午前 1時 24分
『するとようやく顔を出して「ホントにそう思うの? 誰かと入れ替わっちゃうなんて嘘よね?」
ぼくが頷くと、にっこり笑ってくれた。 ―今では元気に学校に通ってるよ。女の子同士、楽しそうにおしゃべりしてる姿を良く見掛ける。』以上。ちょっと長かったかな。 |
村娘 パメラ 午前 9時 56分
さて…じゃあ、その辺散策してくるわね。
あ、ペーター、お話、ありがとうヾ(`・ω・´) …あぁ、そうだ、言い忘れていたわ。予定では、明日は村の近くまで戻って恋話の予定だったわけだけど…狼サイド会議の結果(?)、発案者であるディーターさん(よね?)の同意が得られれば、それは終了後の談話会のときに、お酒と花火と一緒にするとして、今日で村に帰ってはどうだろう?という話になったのよ。どうかしら? |
村娘 パメラ 午後 8時 19分
ふぅ、散策終了。なかなか面白かったわ(・ー・)
…そうだ、まだ説明して無い事があったわ。皆「りing(現在進行形)」の名前の由来って知ってる?アレって、3つくらいの意味をかねそろえてるらしいのよね。 まず、舞台ともいえるボクシングの「リング」次に、呪い回避の為に物を食べてるところ、という意味の「太りing(太り中)」、もう1つはのろいを受けてしまったという意味の「(呪いの食あたりで現在)ガリガリi |
村娘 パメラ 午後 8時 21分
「(呪いの食あたりで現在)ガリガリing(なおも減量中)」。確か、この3つが由来だったはずよ。…まぁ、どうでも良いんだけどね(ぁ?
とりあえず皆。時間があったら、【今日帰るか?それともこのメンバーで恋話をするか?】に答えてもらえるかしら?発案者のディーターさんがまだだけど、とりあえずの自分の意見として、ね。 |
青年 ヨアヒム 午後 8時 24分
ただいまーっ!!!
なんだか怖い霧の深い場所をさまよってたんだよ…。ニック教授GJ☆これで大(以下略)の研究が存分にできるね! ペーター、今日も不思議なお話だ(´∀`)ノいつも楽しませてもらってるよ♪ パメラ>そうだなぁ…そろそろ村に戻る?(`・ω・´) |
青年 ヨアヒム 午後 8時 27分
う…モーリッツがどこかへ逃亡してから帰ってこない…っ確か7時には戻ってくるって言って逃げたはずだけど…。
もしかして、"りing"の呪いにでもかかってるか幽霊になってるかも!心配だから、俺捜してくるよ! [ヨアヒムは道に沿って走り出した] |
村娘 パメラ 午後 8時 37分
お爺ちゃんが呪いにって…おじいちゃんはボクシングの試合なんてしないと思うけど(汗
それにしても、皆何処に行ったのかしら? ヨアヒムはお爺ちゃん探し、ニコラスさんの匂いはあっちからするけど…まぁ、ニコラスさんなら平気でしょ(酷 |
少女 リーザ 午後 8時 45分
もう、おじいちゃん酷いなあ。あたしニコラス脅かそうと思って井戸に隠れてただけなのに…ッ。よいしょ(這い上がる)
…ニコラスどこー?もうやだなあ。隠れといて私を脅かそうって魂胆ね?どこー?(声は元気そうだが、表情は固まっている) |
旅人 ニコラス 午後 8時 46分
うおー!!周りが見えん!!……
何か太った緑が…倒れてる…ってアルビン!? 大丈夫か!?アルビン!?ヤバイな…極度の痛みでうなされている…何か言っているが…?「モット…モット…喰わないと…」 食い倒れか!!アルビン!!おーい!!誰かー!! |
村娘 パメラ 午後 8時 50分
あら?リーザも中にいたの?リーザにはちょっと気がつかなかったわ(汗
って、アルビンさん!?アルビンさん!アレは映画の話であって…というか、現実だとしても、ボクサーじゃないアルビンさんには関係ない話でしょ!(汗 (声が聞こえたので匂いをたどってきたらしい) |
村娘 パメラ 午後 9時 4分
じゃあ、私はアルビンさんを集合場所につれて行っておくわね。…それにしても、なんでアルビンさんはこんなに物を食べたのかしら?謎だわ…。
そういえば、ディーターさんもどこかに行ったままね…大丈夫かしら? とりあえず、このままディーターさんが戻らなかった場合、もしくはディーターさんの賛成を得られた場合で、今日村へ帰還で良い人は【▼私】に言ってね。 |
村娘 パメラ 午後 9時 14分
っと、そうだ。その前に、一応ヨアヒムに…。
(パメラはヨアヒムに電波をユンユンと飛ばしている) ヨアヒム、聞こえる?聞こえるわね?村に帰ったら遅かれ早かれ式だから、準備よろしくねヾ(`・ω・´) |
村娘 パメラ 午後 9時 26分
さて…どうやらこのまま帰りになりそうね。皆!忘れ物の無いように準備してね!
リーザが結局どうなってるか分からなかったけど、時間には戻ってくるでしょう(汗 ペータ、私も楽しく過ごせたわ。皆、ありがとうねヾ(`・`ω´・´)b さぁ、出発の準備をして! |
ならず者 ディーター 午後 9時 29分
次の日へ
・・・ぁぁ・・・・ぁぁぁぁぁ・・・・・・・ぁぁぁぁぁ・・・・・ぁぁぁあああ・・・・・・・・・・ああああああああ・・・・・・ああああああああああああああ・・・・どるぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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