終わらず、か…。

また、二人の犠牲者が･･･毎日葬儀では体が持ちません･･･などと言うつもりはありません。神父として、お二人は手厚く葬らせていただきます。
もう狩人生存の可能性には期待できません。4人のうち誰かが人狼なのです。この終局において、わたしが神の意思を伝える大役を担えることを感謝します。では、後ほど。

さっそくだが。
アルビン吊りで滅亡しないということは、昨日の時点で人狼一人orアルビン人狼、これは間違いないのかな。そして人狼は3人の内誰かだよ。気が重いけど、今日も行こう、なあみんな。

うー…カタリナが…
そして、予想しうる最悪のメンバーになっちまったな。まさかこの局面まで生き残るなんて思いもしなかったよ。
野郎ばっかりでむさ苦しいけど、まぁ、なんとか勝ちたい。
確実なのは狼が一匹いるって事だしな。
ここまで来たら勝ちてぇ…

僕の気持ちはやっぱり変わらないんだけれど、皆はどうなんだろう？

うー、ひっく…
レジーナの残してくれたビールを全部飲むまで死ねないと思っていたが、とてもじゃないが飲みきれなさそうだ…
とりあえず、皆忙しかったりするんだろうが、お互いの出方を見たいってのもあるんだろうなぁ。静かだねぇ…って、俺も見たいんだけど。
うーん、とりあえず誰かのお許しが出たらいつもの持論を展開させて貰うよ。準備は出来た。

ディーター、僕にもビールをくれないか？

正直、僕の持論は昨日までで全て披露しきっている。だから、今日は僕から改めて言うことは特にないんだ。ディーター、言いたいことがあるなら、どうぞ。

ひっく…多分…議論してもボロは出そうにないから、多少独り言になっちまうと思う。ここまで来たら自分の信念に従いたい。
まず、俺がヨアヒムに疑いを捨てた理由。俺にはパメラが特攻してきた人狼側に見えてる。というより、それ以外にパメラの行動の真意が見えないし、納得が出来ない。
だからペーター真の可能性も捨ててる。その俺の視点で見た結果、ヨアヒムは二日目にパメラ占いにもリーザ占いにも賛成している。

後に引っ込めてはいるし、取りようによっちゃパメラ占いが避けられないから、村長襲撃とも取れるんだけど、それならば、あの時点でジムゾン占いアルビン吊りを主張していた人間を疑う。
あそこでパメラがどうでもいいと思える事自体が俺にとっては不思議なんだ。
そして、そもそもの疑惑の出発点である、５日目の強固なジムアルからの吊りの主張。逆に考えてみれば狼ならばあそこまでする必要がない。

ジムアルが狼ではないことが解っているのだし、あそこまで目立って主張する必要性があまり見えない。
それは自分の推理に自信を持って思考が固まり、占いに後押しされた人間の仕業だと、昨日の中盤に俺は素直に受け止めた。怒らせたら悪いんだが、俺の推論通りの狼ならば、ヨアヒムはボロを出し過ぎている。
で、素直に行けば神父が怪しい。しかし、ここもボロを出しまくっている。

ならば、リーザペーターのどちらかが狼であるという以外に材料のない現状を作った狼の思考と、プレイスタイルから推測の材料を殆ど出していないヤコブに共通してるメリットを疑いたい。
少なくとも村長を喰って、トーマスの霊能者CO時点では多少狼側の分が悪かったはず。そこからの流れでのヤコブの態度。
元からだが、更に我が道を行く素振りで考えから外れようとしているようにしか見えない。

昨日の独白にしたって、話し合いという気配は見えなかった。後付けで行動の根拠を一気に喋ればそれは突っ込みにくいだろう。それにヤコブはゲーム外の話が多すぎる。それはずるいよ。
あとはまぁ、俺の期待は墓まで持っていってほしいという発言も引っかかるけどな。俺は死ぬ予定だったか？ってこれは言いがかりだ。
穴はあるだろうけど、これがヤコブが怪しいの根拠。
さて、またカタリナの弔い酒の続きだな。ひっく…

ディーター、その理論だと、ヤコブと誰と誰が人狼になるの？

それと、一個付け足しておくわ。五日目の最後辺りの不自然な暴言。
神父、アルビンの必死さが足りないと言っていたが、真剣だからこそ俺は暴言を吐いてしまうんだ、という演出に俺には見えた。やはり不自然だ。
俺は、ヤコブには余裕とも取れる真剣味のなさを感じ続けているよ。だからこそ、狩人の真似事にも疑いが出てくる。ヨアヒム流に言うなら、俺の中では一番ヤコブが怪しく見える。という話だよ。

うん…まぁ、飲んでくれよヨアヒム。
結局カタリナは誰を選んだんだろうなぁ…
って、質問に答える。
俺にはやっぱりパメラ、リーザが狼に見える。で、ペーター狂人。カタリナはもっと上手く立ち回れたはず、と言ってたけど、パメラが特攻、リーザがCO役でヤコブを生かす、て感じか。
まぁ、この際それはどうでもいいんだ。とりあえず、他の意見も聞くつもりだよ。ひっく…

＞ゲーム外の話が多すぎる
そうだね、私の話は余りにも突っ込みようが無い話し方だった。ごめん。独白も、後から見ればまるで狼が去り際に撹乱する様に良く似ていた。滑稽だね。

不自然。暴言。そうだね、不自然で暴言だ、返す言葉も無いよ。だが、私がここまで辛い思いをして放った言葉が、通じていないとは！私はカタリナに言ったよ。私の論証は信じるな、だが俺を信じろ、とね。…なんて説得力の無い言葉か！

僕とディーターの決定的な違いはパメラに対する印象なんだよね。僕には、どうしても人狼の特攻（その効果がいまいち理解できない）には見えない。だから、いつも僕とディーターは食い違う。
このヤコブ人狼説についての意見を、僕は神父から聞いてみたいんだけれど、来るかな？
カタリナの思い出でもかたりながら、ビールでも飲もう。ほら、オットーの揚げパン（１日目のだけど）でもつまみにどうかな？

＞ヤコブ
ごめん。どうしても気になったからそこは言わせてもらった。その手の発言がある度にちょっと冷めるんだ。
＞ヨアヒム
簡単に挙げれば、ヨアヒムがそう思ってること自体が効果ではないかと、そんな感じ。
と、神父も来るだろうから発言残すよ。うん、マーモットの肉も意外といけるな…なんか臭いけど…

　ここまで来て私がこんなに取り乱したのは何故なんだろうか。ちょっと考えてみたが、まあ、そんな感じと思えるものはあったよ。それはあそこまで言ったはずのジムゾンが余り怪しく無く思えてきたからなんだ。しかし、神父を疑わないとなると、誰を疑うことになる？ディーターか？ヨアヒムか？　私はわからない。

今私に求められているのは弁解ではなく論証…ね。頑張ってみるよ。私は桃の花を見るまで死ね無いからね。

　私は、何故ジムゾンを疑う心を持ってしまったか。そのルーツをたずねる事にした。
　最後の決め手になったと思われるのは、ペーターを信じれるかな？と思ったからだ。では何故信じれる？というよりむしろ何を疑う？それは以下の3点。
・アルビン・ジムゾンの二連当て
・余りにも私・ヨアヒムとの意見の整合性がありすぎる(合わせられたか？)
・村長の死直後の怪しさ(残された占い師、空白の9分)。

そしてそれら3点の内、上二つは自分の感触だということに気づいた。そして印象面におけるペーターの話に、私は決して口にしていなかったものと同意見を見つけた。ペーターが私の意見に被せたのではなく、各々が同じ道を見つけた。そう思った。少し信用してみてもいいかも、、、そう思ってここまで来た。
私が今感じている匂いはひととなりの匂い。自分を信じた。

ただ、3日目朝のペーターの出遅れ。それが引っ掛かった。しかし、よく考えてみれば、あの時点での村長とペーターの内訳は真･狂だ(私はリー座が人狼であることを強く信じている)。2日目の狂人誤爆、、、ありうると考えた。
　そして、それ以上に。なぜ？何故ペーターに不信感を持ったのか。それは次の言葉からによるものだった。

あーっと、もう一個出てきた。
俺の名前を出してたから気になったんだけど、俺の髭発言でモーリッツ吊りを後押ししたと昨日言ったと思う。というか、爺は自分が殺したようなもんだと。
そうか？どう見てもそうは見えないんだが。ほぼ総意とカタリナの意志で吊られたと思うんだが。
と言うより、爺占いを推してたんじゃなかったっけヤコブは。後でもいいから、これは聞いておきたい。流さないでおくれ。

＞オラは今のタイミングでCOを見たリーザとペーターが相談しておったと思っとる。(PM4:35)

トーマスのこの発言。やけに断定的じゃないかな？と思った。まだ3日目だった。狂人誤爆は50％50％。俺達は何を元にペーター狂人･狼を考えた？
　トーマスは白確。だけど、間違わないなんて誰が言える？

僕もヤコブに聞きたいことがあるんだ。
3日目午後 3時 50分のパメラへの呼びかけ。ヤコブはパメラの思惑って何だと思ってるの？（何だと思ってあの発言をしたの？）

ディーター。もう私を信じろなんて言わない。ただ、私は君を信じているよ。もう迷わない。

＞ディーター
あの日の午前はパメラ談義で一杯だった。私にとっては余りにノイジーな話。ヨアヒムの発言も軽い言い回しだったので、私はわかり易い様、行も変えて見やすいように加工し、モーリッツを前面に出した。誰に見やすい為？それはカタリナだ。カタリナの心が掌握できれば、発言は少なくても勝ちに行ける、そう思っていたからね。

うーむ、ヤコブ。俺は負けたくないよ。
違うなら全力で弁解してくれないか。むしろ俺にとっては論証より弁解が欲しい所なんだから。
実際、俺の中で今一番怪しくないヨアヒムに賭けたっていいと思ってるんだ。皆の意見を固めなければならない。俺を信じるなら吊られてしまうよ…ひっく…
このシメイレッドってのは俺にはあわねぇな…トーマス…ひっく…

私の心は汚い策謀で一杯だった。RPしている皆がまぶしく見えた。だから表には出て行けなかった。

＞ヨアヒム
私は死に行くものには情報を残してもらいたいと思っていた。だから、リーザにもアルビンにも、それぞれ同様の発言をしている。ただそれだけだよ。

ディーター。私は初日に言ったね。「人の論に自分の論を乗せていいものか？」ってね。正にそれなんだ。
　私はトーマスを信じてる。だけど彼だって人間だ。序盤のミスリードをしない道理は無い。私はディーターもヨアヒムも疑わしくないと思ってる。逆に神父は他人の様に感じてる。トーマスがあそこでミスする確率はいくらだ？

葬儀の準備が終わりました。黙祷をお願いします。査問と葬儀でいそがしくて、遅れてしまって申し訳ない。今日も早めに寝たいので、あまり参加できないかもしれません。一番弁解すべきなのですが。とりあえず議事録を。

すまん…俺にはもうヤコブが人狼にしか見えねぇんだ…ひっく…
弁解して貰ってもこの調子じゃ変わりそうもない。すまん。だったらヨアヒムや神父に信じて貰った方がいい。二人がヤコブを信じるなら、俺は意見を変える。
俺は、もう俺の答えを出しちまったみたいだ…ひっく…

すまん、弁解か…。

　まず謝る事があると言えば、3日目以降、ここまで事態を混乱させてしまったことだね。あれは酷いと私も思い返す度に顔から火が出る思いだよ。

すまない。本当にすまない。許してくれ。ここまで苦しさを味わう原因は私だよ。すまん。

違うよヤコブ。俺だってヤコブが憎いから言ってる訳じゃない。許す許さないじゃないんだ。そう思わせたんならすまん。
ヤコブは謝る必要は全くないんだ…各々やり方ってもんがあるだろ？それを謝る必要はないよ。

だったら身の潔白を証明するか、より怪しい者がいるならそれに発言を使ってくれよ…頼むよ…

ヨアヒムさん、ヤコブさん単体を見ての人狼説は、先日も申し上げた通り、やや奇抜な発言が多いこと、ぐらいです。後半の撹乱めいた発言は一方的なジムアル吊りの流れを戒めつつ、再確認したものとかんが得ることも出来ます。しかし、今日の誰もが疑わしいとする試行錯誤の意図は正直見えてきません。ディーターさんの私とヨアヒムさんが露骨すぎるという考え方は、ありえますが、4日目以降の決定的な流れを能動的に作れた狼とは･

ビールを失礼して。私が味わっているのはホップの苦味です。ヤコブさん、カタリナさんの心を掌握したのは、私への疑いだったように見えます。それこそが、掌握だったのですか！
　そろそろ寝ないといけないのに、全然見えてきません。

あ、そうそう、せっかく神父が来てくれたので、アルビンの遺言をもう一度突っ込んでおく。
「神父さん、ディーターをティーダーとかディーダーとか間違いすぎ！」
アルビンありがとう。俺も本当は気になってたんだ…つーか、本当に酔ってきたよ…吐きそう…

僕の結論を言うよ。
やっぱり、今日の投票先は神父だ。
僕はやっぱりヤコブは白だと思っている。信じて賭けたいと思う。

このキーボードという機械で議事録を作るときに、小さい「ィ」のことが気になって気が散るのですX〜Iと押すので。間違えてすみません。

ヤコブを信じる理由を挙げるね。
理由１．やっぱりパメラ黒とは思えない。人狼は３人しかいない。それなのに2日目で吊られにいくか疑問。特攻というのは負けそうになってやけになってぶつかっていくもので、あれじゃ単なる自殺行為だと思う。
理由２．やっぱりヤコブは目立ちすぎ。初日から人と違いすぎる。同じ少発言でもニコラスとは違って、少ない発言の全てが目をひきすぎる。全然ステルスになってない。

理由３．昨日のラストで、ヤコブ白を信じてるって言った僕にいちいち訂正入れているのは、人狼とは思えない。それから、ヤコブは常に自分が疑われない（疑われていない）という自信がありすぎ。

とりあえず、私の投票札の中に神父ジムゾンはありません。自己犠牲を神はお許しにならないようです。ヨアヒムさん、あなたの意見に私は賛同することが出来ないのです。物理的に。今日のヨアヒムさんの落ち着きははたして確信、盲信どちらなのでしょうか。

確信でも妄信でもなくて、ただ単に腹をくくったというだけ。覚悟を決めた。ただそれだけだよ。

ディーター、ヤコブ白に賭けた僕に賭けてみてくれないだろうか。
僕は、今日の投票は神父にするよ。

正直、パメラが黒でも白でもヤコブは人狼に見える。俺にはね。そこに拘るんならそれでもいいけど。そして、発言があれば俺も突っ込んでたけど、パメラを考えに入れないのが白という理論はちょっと納得しかねる。
そして、考えから外れるというステルスもあるんだ。
しかし、それでも俺はもう、ヨアヒムに合わせる気でいる。残る一人も必ず合わせてくれ。ここでランダム勝負に持ち込むのは俺は嫌だ。

ありがとう、ディーター。

ヨアヒムさん、私は神父としてこの村にやってきたときから腹を括っています。結果、何度も首を括られそうになりましたが、それとて覚悟の内です。しかし、立派な心掛けです、次に括る機会がありましたら、是非神のためにお願いします。論せずして、決まると思えた私吊りの流れを変えようとするヤコブさんと、ディーターさんには申し訳ないですが、私はとりあえずヨアヒムさんに暫定投票で就寝します。早朝と更新前にチェックと弁解

あと、もしかしたら一個ヨアヒムを説得できるかもしれないので言っておくけどパメラ狂人の場合はどうだろう。
正直パメラ村人の場合はもう一人の人狼を挙げることが俺には出来ない。
もし、これで負けたら説得できなかった俺が悪いんだろう。勝ってもまぁ、負けた気分だけど。
いいよ、それでも、俺はヨアヒムは今信じてる。安易にヤコブを吊りにいかない辺りもね。賭けてみる気はあるよ。

今、俺は神父に変更させて貰った。
ただ、パメラが素の村人だったら墓場を見るのが怖いよ…
とりあえずヤコブ、色々俺は疑った、というか、今も疑ってるけど、投票は合わせてくれ。解ってると思うけど。
神父もヨアヒムを吊りに持って行けないんだったら変更あったら頼む。ランダムに持っていきたいんだったら話は別だよ。
とりあえず俺に後悔はない。やるだけやった。つー事で寝るよ。

パメラが狂人でヤコブが人狼なら、2日目にパメラを占いにも吊りにもあげない理由がわからないんだ。疑ってくれとばかりに出てきた人間をあっさり逃すだろうか。議論の流れからしても、パメラを吊り占いに希望することは無難で、わざわざ目立ってまで他の人を持ち出す必要はないと思うよ。

僕は神父から変えないよ。

ヤコブはどうなのかな？　22:25の限りでは神父吊りっぽいけれど。

私は神父にセットしたままだよ。

私は反省しているんだ。余りに他の村人と距離を置いて生きてきたことを。でも大きく間違ったとも思っていない。私の一貫した生き方を貫けたからね。
＞ディーター
私が信じているのは貴方が温かい血のかよった村人だということだよ。そこんとこ、間違わないでおくれ。

あ…そうだな…ヤコブも20:56の時点で違う意見出してるもんな…
んー、最後まで思わせぶりだなー…ホントに。
ヤコブの意見次第ではまだ何かがあるかもしれないしな。あと６回。ヤコブの意見も聞いておきたい。良かったら頼むよ。
つう事で、念のために残１は残しておくよ。今度こそおやすみ。…ひっく。

んー、、、なんと言えばいいのかな？村人である証明…？

【どこまでも疑い続けるってこと】、かな？

ヨアヒムには、そのニュアンスが、いびつながら少しだけ伝わったようで、私はうれしいよ。うん。報われた(涙

ただいまもどりました。どうやら私を吊ることで決定のようですね。吊りであれば、覚悟をする時間もあります。安らかな殉教ができそうです。唯一の心残りは、この村が人狼の物になってしまうことです。ああ、今まで犠牲になられた皆様になんと謝罪すればよいのでしょう。また、更新間際に辞世の言葉を残したいと思います。

なんにせよ、今日で終わりそうだな…
色々悩んで猜疑心の塊になっちまったけどそれも今日までか…
正直しんどかった…生きてて良かったのか悪かったのか…
俺に出来ることはもはやビールを飲み続ける事だけ…

教会に奉仕して幾年月、今日という日が来ることを待ち望んでいた。爵位を捨て、セボンの香りを脱いで、私はただの田舎者になってまで、神託を全うすることを選んだのだ。いまさら、何を後悔するものか！　足取りは力を増し、私を処刑台の上に押し上げた。私の首に縄をかける村人は無言だった。しかし、彼の手の震えは、私の本能に根ざした恐怖を掻き立てるのに十分だった。

処刑の時刻がやってきた。きつく両手を縛られた私は、村の外れにある処刑場へと引かれていく。閑散とした村からは、投石はおろか罵倒の声さえ聞こえない。（これが私のゴルゴダの丘か･･･、何か背負うものでもないとかっこがつかないな）自分の足取りの不謹慎なまでの軽さに私は自嘲した。

教会に奉仕して幾年月、今日という日が来ることを待ち望んでいた。爵位を捨て、セボンの香りを脱いで、私はただの田舎者になってまで、神託を全うすることを選んだのだ。いまさら、何を後悔するものか！　足取りは力を増し、私を処刑台の上に押し上げた。私の首に縄をかける村人は無言だった。しかし、彼の手の震えは、私の本能に根ざした恐怖心を掻き立てるのに十分だった。

「神よ！今あなたの元へ参ります！」
私は恐怖に駆られて、大声を出した。取り乱した私に驚いたのか、合図も無く足元の板が消失した。首に重い衝撃、私の頭の中はただただ神に救いを求める祈りで充たされていた。情けなイ････････

そのとき、雲の隙間からひときわ明るい光が差し込み、いまや微動だにしなくなった神父の遺体を照らしました。村人達が振り返ると、神父の遺体から、霊魂なのでしょうか？　靄のような物が抜け出そうとしていました。そして、完全に抜け出たその靄は踊るようにして空高くへと消えていきました。･････

以来、その村で人狼騒ぎが起こることは二度とありませんでした。きっと、神父の清き霊魂が神の加護を呼んだのでしょう。めでたしめでたし。（ホーム世界贋作劇場　神父の殉教　完）