122 峠の村 (10/18 午前 10時 0分 に更新) rss

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農夫 ヤコブ は 行商人 アルビン に投票した。
旅人 ニコラス は 行商人 アルビン に投票した。
行商人 アルビン は 旅人 ニコラス に投票した。
少女 リーザ は 行商人 アルビン に投票した。
パン屋 オットー は 行商人 アルビン に投票した。

行商人 アルビン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、パン屋 オットー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、農夫 ヤコブ、旅人 ニコラス、少女 リーザ の 3 名。
旅人 ニコラス 午後 8時 38分
毎朝恒例になってしまった弔いを済ませた。
こんな形になってしまっても我々がまだ全滅していないということは、今生きているのが最後の人狼ということだ。
ヤコブさんはやることを済ませると足早に畑に行ってしまった。意志の強そうな後ろ姿からは昨日までの言葉以上のものは汲み取れなかった。
リーザは終始無言で、何かを懸命に堪えているようにも見えた。何を?それを聞き出す事は、私の力ではついに今日までできなかった。
旅人 ニコラス 午後 8時 45分
オットーさんの残してくれたパン種は二次発酵まで終わっていて、彼女が生きていた証を主張したいかのように、ほのかに温かく甘い香りを漂わせていた。不器用な私はとにかく丸めて焼いた。半分無駄になった。かまどの火を落とし外に出た。最後に透明な煙が工房の煙突から空に抜けた。
旅人 ニコラス 午後 9時 46分
自分の生き残った意味を考えてみた。
人狼にしてみれば共有者を早々に喰わなかったのは、騙しきれると踏んだからか。狩人が生きている事を恐れたからか。ならなぜ私でなくペーター君が喰われたのか。賢いからか。味か。そうですか。いやそれはいいから。
アルビンさん、妹さんに会えたかな。ヨアヒムさん、もう体調不良に悩まされずに済んでるかな。今はお墓の下のほうが賑やかでしょうか?
農夫 ヤコブ 午前 2時 0分
こんばんは。
人狼と、ニコラスが残り、この村の住人はぼくだけになってしまったんだなあ……。
農夫 ヤコブ 午前 2時 4分
ニコラスは、お調子者の共有者。ぼくは、勇敢な農夫。熊だって倒すし、おねしょもしない。いわば二人は勇者だ。どちらも長生きはできないだろうと思っていたから、この状況は予想外だなあ。いや、予想外と言うなら、リーザが人狼だったことが一番だな……。
旅人 ニコラス 午前 2時 6分
おちょ…
農夫 ヤコブ 午前 2時 11分
もう、何を言ったらいいのか、ぼくにもよくわからない。ニコラスに信じてもらわなくてはならないんだが、この状況になってからだと、何を言っても逆効果に思えてならない。
旅人 ニコラス 午前 2時 13分
いや、私だって意外でしたよ。ヤコブさんの農夫免許皆伝の書、スーパーのチラシの裏に書いてあるじゃありませんか。卵Lサイズお一人様1パック限定50円て一体。
農夫 ヤコブ 午前 2時 15分
おっ、いたのかニコラス。
今日で最後なんだな。二人で村中を駆けずり回っていたころには、こんなことが起こるなんて想像も出来なかったけど……。
農夫 ヤコブ 午前 2時 20分
そっ、そそそそれはだね……ニセモノ、ニセモノなんだ。普段は肌身離さず懐に忍ばせていたんだけど、あの、こないだ川へ落ちたときに無くしたんだ。そう。それでとりあえず身分を証明するものが無いと困るからその足で師匠のところに再発行してもらいにいったんだけど、もうすっかりボケちゃってて。そこにあったチラシに書いて寄越されちゃって。仕方ないから暫定的にそれで。いやあまいったよ。ハハハ。ハハハ……。
農夫 ヤコブ 午前 2時 24分
あれっ、なんかぼくが嘘ついてるみたいな空気が。嘘ついてないよ。本当だよ。本当だよ?
旅人 ニコラス 午前 2時 25分
ほほう、するってぇと、ヤコブさんはニセモノ農夫ということに…?マフラーの色が違いますか。微妙にツリ目ですか。…いや、泣かないで下さいよ。そもそも旅人の私には、農夫に免許が要るなんて初耳でしたし…(コホン)ところで今日は先生、みんなに悲しいお知らせをしなければなりません。
農夫 ヤコブ 午前 2時 30分
ニセモノじゃないってば。ほら、ぼくの服、白いだろう?ニセモノだったらもっと黒いだろうし。名前もブラックヤコブとかそんな感じのはず。だからぼくは本物さ。農夫で博士で海賊王さ。
農夫 ヤコブ 午前 2時 31分
悲しいお知らせ……?
ちょっと最後に真面目な話をしようと思ってたんだけど、ちょっと待ったほうがよさそうだな。どうぞ、続けてください。
旅人 ニコラス 午前 2時 32分
…本日をもって、この峠の村単体での今後の復興の道が閉ざされてしまいました。
もったいぶるのもナンなので申し上げます。何故なら、私旅人ニコラスは、少女リーザに吊り対象の最後の一票を投じようと思うからです。…あ、真面目なお話って、この事とは別の事ですか?
農夫 ヤコブ 午前 2時 40分
いや、その事だ。ぼくもその話を切り出そうと思っていた。昨日までの出来事を再確認と、オットーが襲われてしまったことから出来る推測、この二つくらいしか出来ることはないんだが、ぼくにはそれをする責任があると思ったから。
農夫 ヤコブ 午前 2時 45分
ぼくを、人間だと信じてくれたのか。ありがたい。しかし、言葉をさえぎるような形になっちゃったかな。ごめんよ、続けておくれ。
旅人 ニコラス 午前 2時 48分
そうですか…白黒出て来たら愛らしいコスチュームで二人手を取り合って邪悪と戦ったりできるはずですが我慢して下さいね。大人なんですから。
彼女を疑うにあたっての材料はわずかなものですが。カタリナさん狂人、アルビン&ジムゾン&リーザ人狼とすると吊り投票先に納得が行く気がしました。
旅人 ニコラス 午前 2時 55分
目についたのは6日目の投票先です。私への投票は会話の流れ上自然な気もしますが、ジムゾンを切り捨て、その後霊能者CO済みのアルビンを失うことが判っていたので動揺したように見えなくもないんです。…うーん、これは言いがかりかもしれませんね。ごめんなさい。…でもね、4日目の『わたしじゃない何かが』発言は人狼の呪縛を一瞬逃れたリーザの良心が言わせたものだったのかもしれないな、なんて思えてしまって。
農夫 ヤコブ 午前 3時 2分
……なるほど。
……ぼくはキュアホワイトというわけか。
これからは、遠出をするときには『求む!ブラック!』と書いた看板を担いでゆくことにしよう。
旅人 ニコラス 午前 3時 4分
いえ、我慢して下さい。そこは。グッと。

ヤコブさんの考えも聞かせて貰いましょう。
農夫 ヤコブ 午前 3時 9分
どうやらニコラスは、ぼくが言うまでも無く過去の議事録を熟読してくれてるようだし、これ以上何かを言って迷わせるのは本意ではないのだが……発言を求められるのなら、断るわけにはいかないな。さっそく看板作りを始めようと思っていたんだけど……ちぇー。
農夫 ヤコブ 午前 3時 22分
最初に断っておくけど、状況が状況なだけに、主観的になってしまうだろうけど、そこは理解して欲しい。
比較的客観的なところだと、発言が恐怖や混乱に支配されすぎている点が不審だった。それ故に占いの対象にも選ばれてしまったのだろうけど、その晩にレジーナが襲われて結果は分からなくなってしまった。
農夫 ヤコブ 午前 3時 30分
まだ村人には占い師の真贋は分かっていなかったのに『占われそうだったから襲った』と考えるのは安直すぎる……しかし、そういう人間の心理を逆手にとっての行動かもしれない。
農夫 ヤコブ 午前 3時 32分
どちらが正しいのか全く分からなかったんだけど、皆がぼくと同じように判断に迷っていたからか、それとも目の前のレジーナの死亡と、次に誰を吊るべきかの判断に直面して混乱していたのか、その両方なのか、とにかくそのことに触れた発言が皆無だったのが気になったんだ。このまま有耶無耶になってしまうのか?って。
農夫 ヤコブ 午前 3時 38分
占い師候補の片割れが居なくなったことで、残りの占い師と霊能者二人を順に吊る流れになった。リーザは占い先から一転して安全圏に。リーザが人狼なら出来すぎじゃないだろうか?と感じたし、発言自体に怪しいものが無かったので、逆に怪しくないと思ってしまっていた。
農夫 ヤコブ 午前 3時 44分
でも、よく考えると、他に方法が無かったんだよね。あのときレジーナから黒判定が出る人がいたら、すぐにでは無くとも間違いなく吊られただろう。だから占わせるわけにはいかなかった。うまくいきすぎだと感じたのは当たり前で、リーザは一か八かの勝負に出て、その賭けに勝っていた。そういうことだと思う。
旅人 ニコラス 午前 3時 45分
自陣から騙り占い師を出しているかいないか、完璧に連携の取れる人狼側からは明らかですからね。なるほど、そこも見直せる点でしたね。そう見れば翌日の発言も流れを作っているように見える。…人狼賢いなあ(素)だからここまで長い戦いになったんですね。
旅人 ニコラス 午前 3時 53分
(手を差し出して握手を求める)
わかりました。ありがとう。
発言を聞く限り、ヤコブさんは信頼できる。私達は言葉でしか信じ合えない。村を思っての論理をここまで展開してくれたヤコブさんを疑う理由は、もう私の中にはありません。
農夫 ヤコブ 午前 3時 58分
話そうと思っていたのは、以上で大体終わりかな。あとは、なぜぼくとニコラスが残されたのについても考えてみたんだけど、最終的にはどうしても裏の意図の読み合いみたいになっちゃうので、割愛させてもらうよ。それを考えさせて、ニコラスを迷わせるのが、一番の目的だった気がするから。
農夫 ヤコブ 午前 4時 3分
(握手に応える)
……ありがとう。
 
 
……今日から君が、キュアブラックだ。
旅人 ニコラス 午前 4時 4分
共有者は…一人なら、まあどうでもいい存在ですからね。無責任な言い方をするなら、舌戦が展開できるメンツを残しますね。私が人狼なら。好奇心だけで動きたくなる欲求に時々逆らえませんから。
影の村長と海賊王と博士(注:ヒロシではない)は怪しいものですけどね。…リーザに普通の子供だった頃の記憶があれば、少なくともいくつかは証言が貰えるはずですが。
旅人 ニコラス 午前 4時 17分
(イヤな顔で握手→腕相撲に展開)
……

……わかりました。
行くわよ、ホワイト!
農夫 ヤコブ 午前 4時 28分
……胸のカラータイマーが激しく点滅している。どうやらこれが最後の発言のようだ。お調子者の旅人と共に、博士は村を守った。やり遂げた。おねしょ癖も治っ……いや最初から無かった。これからはニコラスとコンビを組んで何と戦うのもいいし、今度は本気で海賊王を目指すのも面白そうだけど、とにかく全ては明日以降だな。今はとにかく夜明けが待ち遠しい。村の存続は不可能になったが、ぼくらは勝った。人間の、村の勝利だ。
少女 リーザ 午前 5時 22分
……こうしてただ一人、わたしだけ取り残されたの……か…。

生き残ったニコラスさんに、疑いの目を向けさせるために、殺されず生かされ続けられた……。
そんなの、わたしは嫌だったのに……。
こんなことに……なりたくなかったんだ……。
少女 リーザ 午前 5時 38分
お墓の、みんなのところへお参りに行く前にちょっと考えさせて……。

昨日生き残ってた、アルビンさんを除いた4人の中で、一番狼さんとして怪しそうだったのはわたしだった。
逆に、一番人間だってはっきりしてたのはニコラスさん。
オットーさんとヤコブさんは、どっちが怪しいかはわからなかった。
少女 リーザ 午前 5時 56分
もし、オットーさんが考えて殺されてたのだとしたら……。

昨日、わたしが考えてた、「もしニコラスさんが殺されたら、最後は3人で疑いあう」っていうのについて考えてみると、
ニコラスさん以外の3人は、誰が人間で誰が狼さんなのかは昨日の時点で全く確定してないから、条件はみんなほぼ対等。
狼さんは、そこから生き残った他の2人のどちらかを説得すれば勝てる状況になるから、そうするんじゃないかな、って思ってた。
少女 リーザ 午前 6時 0分
でも、それをするとしたら、誰がどういう風に考えてるかよくわからないから、
残った2人のどっちに話を振ってもリスクが大きい。

それを考えると、ニコラスさんはわたしたち3人と比べれば、
共有者っていうのが確実だから人間なのは保障されてる。
旅人 ニコラス 午前 6時 1分
(頷く)
少女 リーザ 午前 6時 8分
明確な立場があって、その立場の上に積極的な議論をしているから、
何を考えているかがよく見える。
だから、昨日残ってた4人の中で、議論を持ちかけて説得に持ち込める可能性が一番高い。
旅人 ニコラス 午前 6時 8分
ちゃんと聞いてるから、続けて、リーザ。ゆっくりでいいから。
少女 リーザ 午前 6時 9分
……って、うわあ!ニコラスさん、いつの間に!?

え、えーと、じゃあ、続き、いきますね……。
少女 リーザ 午前 6時 18分
それじゃあ、あまり名指しで言いたくは無いんだけど……、
ヤコブさんが狼さんだったとして、誰を殺す……というより、むしろ誰を残すのが確実に勝てるか……っていうのについて考えると。

ニコラスさんを殺して、オットーさんとわたしとヤコブさんが残った場合は3人で疑いあうっていう状況になるのはさっき説明したの省略するとして。
少女 リーザ 午前 6時 28分
それじゃあ仮に、ニコラスさんを残すとしたら、あとの2人…つまり、わたしとオットーさんのどちらを残すか。
ヤコブさんの言葉をお借りすると、
「積極的な発言から客観的に変わった」っていうオットーさんより、
「一貫して発言の方向性が変わってない」っていうわたしのほうが、
少女 リーザ 午前 6時 36分
「変化が無い方が不自然」っていうことで疑いを向けることができると思うの。

それじゃあ、もしわたしが狼さんだったと仮定したら……。
まず、ニコラスさんを殺した場合は、やっぱり3人で疑いあう可能性になるから、さっき言ったとおりになる。
それじゃあ、ニコラスさんを残した場合はどうなるか。
少女 リーザ 午前 6時 45分
残ったヤコブさんとオットーさんの内、わたしが見た感じでは、ヤコブさんの方がいっぱい意見を言ってるように思える。
そうすると、もしニコラスさんとヤコブさんが残ったとき、さっきのように二人は議論しあってニコラスさんは結論を出せてしまう、って考えるだろうから、
それだったら、まだヤコブさんと比べると意見がわからないオットーさんを残す方が生き残れる可能性が高いだろう、って思うの。
少女 リーザ 午前 6時 50分
だから……わたしは、狼じゃないよ。
狼さんだったのは……ヤコブさんの方なんだ……って言い切れるよ……。
少女 リーザ 午前 6時 51分
それじゃあ、わたしはみんなのお墓参りに行ってくるね……。
少女 リーザ 午前 7時 2分
みんなの眠ってるお墓……。今日もまた、2つ増えて……全部で13人分のお墓……。

みんな、お空の上で楽しそうなのかなあ……。
こっちは……もう、寂しくて……。
殺されないで、生きているのも辛くなってきたよ……。
少女 リーザ 午前 7時 15分
オットーさん、いろんなパンを作ってくれたね。わたしのお部屋に飾ってあるディーターさんの顔のパン、まだそのまま残してあるよ。そろそろカビが生えそうだけど……。

実は女性だったってお話、「女の子同士の秘密なの」って言って、わたしにも前に一度だけ話してくれたよね。
あの時に一緒に貰った、女の子になれるっていう魔法の小ビン、まだ開けてないけど……オットーさんに返しておくね……。
旅人 ニコラス 午前 7時 25分
(墓前に佇むリーザの側に歩いてきて、彼女の頭をそっと撫で…ようとして、思いとどまる)

(立ち去りながら)
私は…また思い違いをしていたのかもしれないな。
旅人 ニコラス 午前 7時 31分
優しいリーザ、最終日までよく頑張ったよね。
君みたいな子を守ってあげられなくて、大人はみんな残念に思ってると思う。でも、本当によく頑張ったよ。
(振り返らずに)ディーターパンのカビはそのままでいいらしいよ。ヒゲ部分に生えることを見越してシロップを塗るって、オットーさんの工房のレシピに残ってた。
少女 リーザ 午前 7時 35分
アルビンさん……いつも、大きな荷物を背負ってたアルビンさん。いろいろなことを楽しそうに話してくれたアルビンさん。
でも、それでいて……、なんか、寂しそうに見えたアルビンさん……。
他の人からお話を聞いたけど、そんなことがあったんだね……。
そんなことがあっても、ちゃんと生き続けてたなんて……。
今頃は、妹さんと久しぶりにお話してるのかなぁ……。
少女 リーザ 午前 7時 42分
アルビンさんの荷物、宿にそのまま置いてあるよ。もし、生き残ってたのなら、あとでちゃんと見ておくから……。

それじゃあ、そろそろわたしは行くね……。
今日は、お墓がいくつ増えるのかわからないけど……、でも、きっと今日で終わると思う。
それが……1つだけなのか、2つか、あるいは……もう増えないのか……。
少女 リーザ 午前 7時 51分
ニコラスさんも、みんなのお参りに来てくれたんですね……。

そういえば、もう少しで投票の時間ですよね。
それで、ちょっとお願いなんですが、時間まで、礼拝堂で一人で考えていたいので……、あとで、結果がどうなったか教えてください。
わたしは、もう投票しましたので……わたしには、ヤコブさんに投票するしかないから…………。
旅人 ニコラス 午前 8時 0分
それは私に、貴女の待つ礼拝堂に来て投票結果を教えろという事ですか?
…貴女がそれで良ければ伺いましょう。
これから伺えば良いのかな。(残り1)
旅人 ニコラス 午前 8時 20分
来ましたけど…誰もいないな。それともどこかに隠れて聞いているのかな。
…優しい小さな狼、リーザ、私は今日、村人の一員として貴女を処刑するでしょう。これは懺悔ではありません。私の誇りにかけて、票の重さに惑わず、自らの意志でヤコブを信じることを宣言します。
…ごめんなさい…(俯く)
少女 リーザ 午前 8時 26分
わたしは……、いえ、わたしは、投票の時間までは、結果を知りたくは無いです……。

今はまだ、そのような重大なことを言われる為の覚悟ができてないので、
心を落ち着かせる為に、時間が欲しいので……。
少女 リーザ 午前 8時 26分
天にまします我らが父よ……。
わたしは、悩みし者に、救いの手を差し伸べられたのでしょうか?
罪も無き者が次々と殺められ、人が人を裁き殺める。
そんな、多くの人々の犠牲を伴い、ようやく終わる混乱……。
しかしわたしは、その犠牲になった人々を救えたのでしょうか?
少女 リーザ 午前 8時 27分
その言葉を信じてあげられず、そのまま亡くなった人もいて、それで、果たして救えたと言えるのでしょうか……?
そして、わたしには、ここまで生きている資格はあったのでしょうか……?

間もなく、この混乱が終わります。その結末は、まだわたしにはわかりません……。
しかし、どうか、最後は皆に幸せな記憶を……。
次の日へ